Other Side

(はなやぐまちのあかりから)

華やぐ街の灯から

(きこえるはずむいくつものこえ)

聞こえる　弾むいくつもの声

(ゆきかうひとたちをきょうも)

行き交う人たちを今日も

(はなれたばしょからみている)

離れた　場所から見ている

(とまどってたにがいひびがのどのおくかすかに)

戸惑ってた苦い日々が　喉の奥　微かに

(とおりぬけてつまったいき)

通り抜けて　詰まった息

(だれかにかさねてみた)

誰かに重ねてみた

(ひびくわらいごえに)

響く　笑い声に

(みょうにせつなくなってとびらをそっとしめていた)

妙に切なくなって　扉をそっと閉めていた

(うごくうすぐらいそら)

動く　薄暗い空

(ぼくだけつれだしてそのむこうがわ)

僕だけ連れ出して　その向こう側

(つうじないことばのみこんで)

通じない　言葉呑み込んで

(えらんだひとりあゆんだみちが)

選んだ　一人歩んだ道が

(まもったかわらないこころ)

守った　変わらない心

(にごったかんけいをすてて)

濁った　関係を捨てて

(かざりのないいまのすべててばなすことできない)

飾りのない現在(いま)の全て　手放すことできない

(くりかえしてさがしだした)

繰り返して　探し出した

(まっすぐみつめるさき)

真っ直ぐ　見つめる先

(さめたゆめにおもう)

覚めた　夢に想う

(だれのこえもいらないこのままずっとひとりで)

誰の声もいらない　このまま　ずっと一人で

(はれたすきとおるそら)

晴れた　透き通る空

(まわりとおなじようにただてらしていて)

周りと同じように　ただ照らしていて

(ほそくにじむしかい)

細く　滲む視界

(ちからこめてひろげるまぶしいひざしをあびて)

力込めて広げる　眩しい　日差しを浴びて

(さめたゆめにおもう)

覚めた　夢に想う

(だれのこえもいらないこのままずっとひとりで)

誰の声もいらない　このまま　ずっと一人で

(はれたすきとおるそら)

晴れた　透き通る空

(まわりとおなじようにただてらしていて)

周りと同じように　ただ照らしていて

(みあげてるいつもここから)

見上げてる　いつも此処から