『禊ちゃんのセリフタイプだぜ』

(それがきみのかけがえのないこせいなんだから)

それが君のかけがえのない個性なんだから

(むりにかわろうとせずじぶんらしさをほこりにおもおう)

無理に変わろうとせず自分らしさを誇りに思おう

(きみはきみのままでいいんだよ。)

君はキミのままでいいんだよ。

(あはっげんきそうでなによりこうきちゃんそのようすだと)

あはっ元気そうで何より高貴ちゃんその様子だと

(かつてのはかいしんもずいぶんまるくなったみたいだね)

かつての破壊臣も随分丸くなったみたいだね

(いやじっさいぼくはきみのことをしんぱいしていたんだ)

いや実際僕は君のことを心配していたんだ

(きみがちゅうがくせいのころにこわしたものやこわしたものは)

君が中学生の頃に壊した人間や壊した物体は

(２どともとにはもどらないのにのうのうとかいしんなんて)

二度と元には戻らないのにのうのうと改心なんて

(ふつーはできるわけないからさ)

フツーはできるわけないからさ

(でもこうきちゃんがそんなことすっかりわすれて)

でも高貴ちゃんがそんなことすっかり忘れて

(じぶんだけはしあわせになれたみたいでよかったよ)

自分だけは幸せになれたみたいでよかったよ

(あはっというじょうだんでしたー)

あはっという冗談でしたー

(だいじょうぶだよこうきちゃんあんしんして)

大丈夫だよ高貴ちゃん安心して

(きみがこわしたものものはぜーんぶもどしておいてあげたからこんなふうに)

君が壊した人物はぜーんぶ戻しておいてあげたからこんな風に

(おんなのこがあんなぼろぼろになるまでたたかっちゃだめだよ)

女の子があんなボロボロになるまで戦っちゃだめだよ

(ところできみのたいせつなあのひとたちはげんきかい)

ところで君の大切なあの人達は元気かい

(いやぜんぜんぼくはきみのなまえもしらないよ)

いや全然僕は君の名前も知らないよ

(でもふぅーんきみのたいせつなひとのなまえはやくしまとたねがしま)

でもふぅーん君の大切な人の名前は屋久島と種子島

(っていうんだおぼえとこーっと)

って言うんだ覚えとこーっと

(ところですすんでいうならまぐろちゃんもけがしてるみたいだねぇ)

ところで進んで言うなら真黒ちゃんも怪我してるみたいだねぇ

(しかもずいぶんふるいきずだね１ねんまえくらいのものかな)

しかもずいぶん古い傷だね1年前くらいのものかな

(なにならこれもぼくがなおしてあげようか)

何ならこれも僕が直してあげようか

(うわぁーかっこいいぼくはちゅうがくせいのころもまぐろちゃんのそういうかっこよさ)

うわぁーかっこいい僕は中学生の頃も真黒ちゃんのそういう格好よさ

(にあこがれてたんだよなーけどごめーんもうなおしちゃった)

に憧れてたんだよなーけどごめーんもう直しちゃった

(おもいいれとかこころがけとかちかいとか)

思い入れとか心がけとか誓いとか

(ごめーんぼくそういうのよくわからないんだー)

ごめーん僕そういうのよくわからないんだー

(んー？ぼくがめだかちゃんにいいたいことねぇーべつにないけど)

んー？僕がメダカちゃんに言いたいことねぇー別にないけど

(あーひょっとしてかんちがいしてる？ぼくがきみたちにあいにきたとか)

あーひょっとして勘違いしてる？僕が君たちに会いに来たとか

(ここでまちぶせしてたとかさ)

ここで待ち伏せしてたとかさ

(うわっはずかしいーじいしきかじょうーどんだけじこちゅうなかんがえしてんのきみたち)

うわっ恥ずかしいー自意識過剰ーどんだけ自己中な考えしてんのきみ達

(じぶんのことをそんなじゅうようじんぶつだとおもいながらひびをいきてるんだ)

自分のことをそんな重要人物だと思いながら日々を生きてるんだ

(おもしろーい)

おもしろーい

(ぬるいゆうじょうむだなどりょくむなしいしょうり)

ぬるい友情・無駄な努力・むなしい勝利

(されがぼくたちまいなす１３くみのもっとーだよ)

されが僕達マイナス十三組のモットーだよ

(じんせいがぷらすまいなすぜろっていうやつはきまって)

人生がプラスマイナスゼロっていうやつは決まって

(ぷらすのやつなんだ)

プラスのやつなんだ

(うけいれることだよぜんきちちゃん)

受け入れることだよ善吉ちゃん

(ふじょうりをりふじんをうそなきをいいわけを)

不条理を理不尽を嘘泣きを言い訳を

(いかがわしさをいんちきをだらくをこんざつを)

いかがわしさをインチキを堕落を混雑を

(ぎぜんをぎあくをふしあわせをふつごうを)

偽善を偽悪を不幸せを不都合を

(えんざいをながれだまをみぐるしさを)

冤罪を流れ弾を見苦しさを

(みっともなさをふうひょうをみっこくをしっとをかくさを)

みっともなさを風評を密告を嫉妬を格差を

(うらぎりをぎゃくたいをまきぞえをにじひがいを)

裏切りを虐待を巻き添えを二次被害を

(いとしいこいびとのようにうけいれることだ)

愛しい恋人のように受け入れることだ

(そうすればきっとぼくみたいになれるよ)

そうすればきっと僕みたいになれるよ

(まったくなんのためだなんて)

まったくなんのためだなんて

(みんなおとなのくせにまとはずれだよねえ)

みんな大人のくせに的外れだよねえ

(にんげんはむいみにうまれて)

人間は無意味に生まれて

(むかんけいにいきてむかちにしぬにきまってるのにさ)

無関係に生きて無価値に死ぬに決まってるのにさ

(おもいどおりにならなくても)

思い通りにならなくても

(まけてもかてなくても)

負けても勝てなくても

(ばかでもふまれてもけられても)

馬鹿でも踏まれても 蹴られても

(かなしくてもくるしくてもまずしくても)

悲しくても 苦しくても 貧しくても

(いたくてもからくてもよわくても)

痛くても 辛くても 弱くても

(ただしくなくてもいやしくても！)

正しくなくても 卑しくても！

(それでもへらへらわらうのがぼくたちだ！！)

それでもへらへら笑うのが過負荷だ!!

(あいつらにかちたい)

あいつらに勝ちたい

(かっこよくなくてもつよくなくても)

格好よくなくても強くなくても

(ただしくなくてもうつくしくなくても)

正しくなくても美しくなくても

(かわいげがなくてもきれいじゃなくても)

可愛げがなくても奇麗じゃなくても

(かっこよくてつよくてただしくてうつくしくて)

格好よくて強くて正しくて美しくて

(かわいくてきれいなれんちゅうにかちたい)

可愛くて奇麗な連中に勝ちたい

(さいのうにめぐまれなくってもあたまがわるくても)

才能に恵まれなくっても頭が悪くても

(せいかくがわるくてもおちこぼれでも)

性格が悪くてもおちこぼれでも

(はぐれものでもできそこないでも)

はぐれものでも出来損ないでも

(さいのうあふれるあたまとせいかくのいい)

才能あふれる頭と性格のいい

(のぼりちょうしでつるんでるできたれんちゅうにかちたい)

上り調子でつるんでるできた連中に勝ちたい

(ともだちができないままでともだちができるやつにかちたい)

友達ができないままで友達ができる奴に勝ちたい

(どりょくできないままでどりょくできるれんちゅうにかちたい)

努力できないままで努力できる連中に勝ちたい

(しょうりできないままでしょうりできるやつにかちたい)

勝利できないままで勝利できる奴に勝ちたい

(ふこうなままでしあわせなやつにかちたい！)

不幸なままで幸せな奴に勝ちたい!

(きらわれものでも！にくまれっこでも！やられやくでも！)

嫌われ者でも!憎まれっ子でも!やられ役でも!

(しゅやくをはれるってしょうめいしたい！！)

主役を張れるって証明したい!!

(きみにはかんしゃするよ)

君には感謝するよ

(だからこのいたみのうらみは)

だからこの痛みの恨みは

(ひのかげくんにめいわくをかけないように)

日之影くんに迷惑をかけないように

(きみとはなにのかんけいもない)

きみとは何の関係もない

(そのへんのだれかになにかしてはらすとするね)

その辺の誰かに何かして晴らすとするね

(ｉｔ’ｓａｌｌｆｉｃｔｉｏｎ！！)

It's All Fiction!!

(またかてなかった)

また勝てなかった