夢ノカケラ

(いらないものとまもるもの)

要らないモノと守るモノ

(くべつがつかなくなっていたよ)

区別がつかなくなっていたよ

(みらいきぼうふあんじゆう)

未来　希望　不安　自由

(なにがひつようなんだろう)

何が必要なんだろう？

(ためいきにくもるざっとうのなかで)

溜息に曇る雑踏の中で

(ふかいめいろにまよいこんだかげ)

深い迷路に迷い込んだ影

(はんぱになるゆめのかけら)

半端になる　夢のカケラ

(ゆうひにそまる)

夕日に染まる

(まっかにはれあがる)

真っ赤に腫れ上がる

(なさけないこえあげ)

情けない声上げ

(えがいたりそうのあいだで)

描いた理想の間で

(さけんでみてももがいてみても)

叫んでみても　もがいてみても

(だれにもとどかなくて)

誰にも届かなくて

(まぶしいみらいなんて)

眩しい未来なんて

(たやすくてにはいるとおもってたのに)

容易く手に入ると思ってたのに

(さびしさとすれちがうたび)

寂しさとすれ違う度

(なみだであすがにじんでゆく)

涙で明日が滲んでゆく

(そんざいをまるごとひていするかのように)

存在を丸ごと否定するかのように

(ぼくらはどこにむかえばいい)

僕らは何処に向かえばいい？

(すこしでもすすめているのかな)

少しでも進めているのかな？

(だれかこえをきかせてほしい)

誰か声を聴かせて欲しい

(あさいねむりについたころに)

浅い眠りについた頃に

(しょうねんがぼくにはなしかける)

少年が僕に話しかける

(かたなくてもいいんだよ)

「勝たなくてもいいんだよ」

(まけなくてもいいんだよって)

「負けなくてもいいんだよ」って

(めざましのおとがあらたなみらいをよび)

目覚ましの音が新たな未来を呼び

(またちがうけしきあたえてくれるから)

また違う景色与えてくれるから

(あのころのじぶんに)

あの頃の自分に

(おおきくてをふりまけないでいくよ)

大きく手を振り負けないで行くよ

(ゆめをおいかけとびだした)

夢を追いかけ飛び出した

(しょうねんがおとなになり)

少年が大人になり

(てばなしたかけらはかぞえきれないけれど)

手放したカケラは数え切れないけれど

(のぞきこんでみてごらんよ)

覗き込んでみてごらんよ

(むねのなかにひめているこえやあいは)

胸の中に秘めている声や愛は

(けっしてきえないからね)

決して消えないからね

(いまのぼくでさえ)

今の僕でさえ

(ほこらしげにおもうひがくる)

誇らしげに思う日が来る

(めのまえにそびえたつ)

目の前にそびえ立つ

(そのはーどるずっととびこえてくよ)

そのハードルずっと飛び越えてくよ

(ゆめをおいかけとびだした)

夢を追いかけ飛び出した

(しょうねんがおとなになり)

少年が大人になり

(てばなしたかけらはかぞえきれないけれど)

手放したカケラは数え切れないけれど

(のぞきこんでみてごらんよ)

覗き込んで見てごらんよ

(むねのなかにひめているこえやあいは)

胸の中に秘めている声や愛は

(けっしてきえないからね)

決して消えないからね

(なんねんさきになったって)

何年先になったって

(よけいなしんぱいしなくったって)

余計な心配しなくったって

(ぼくらにはかわらないものが)

僕らには変わらないモノが

(こころふかくにある)

心深くにある

(ひとはうまれいずれかは)

人は生まれいずれかは

(すべてをうけいれつちにかえるうんめい)

全てを受け入れ土に還る運命

(だからもっとだからもっと)

だからもっと　だからもっと

(かがやけるひをしんじて)

輝ける日を信じて