スノードーム

(ゆきがふりそうなひは)

雪が降りそうな日は

(なつかしいにおいにまざって)

なつかしい匂いに　混ざって

(はなのおくつんととんがったかぜがとおりぬけてくよ)

鼻の奥ツンと尖った　風が通り抜けてくよ

(おもいでともいえないくらいの)

想い出とも　言えないくらいの

(まっしろなそらのしたのであい)

真っ白な空の下の出逢い

(なまえよぶことさえできずに)

名前呼ぶことさえできずに

(こいしたあのふゆ)

恋した　あの冬

(あなたにふるゆきだけ)

あなたに降る　雪だけ

(すのーどーむみたいに)

スノードームみたいに

(きらきらとかがやいてたてをのばして)

キラキラと輝いてた　手を伸ばして

(さわろうとしてもさわれずめをふせた)

触ろうとしても　触れず　瞳(め)を伏せた

(きもちをつたえるすべ)

気持ちを伝える方法(すべ)

(そんなことわからずいつでも)

そんなこと解らず　いつでも

(ふざけたことばかりして)

ふざけたことばかりして

(あなたわらわせてたけど)

あなた　笑わせてたけ

(ほかのだれかとならびあるいてる)

他のだれかと並び歩いてる

(あなたのよこがおきれいすぎて)

あなたの横顔　綺麗すぎて

(みたこともないしあわせそうな)

見たことも無い幸せそうな

(かおしていたんだ)

顔していたんだ

(あなたがいるまぶしい)

あなたが居る　眩しい

(すのーどーむのなかを)

スノードームの内側(なか)を

(てをかざしみつめていたそれがこいの)

手をかざし見つめていた　それが恋の

(いたみなんだとしらずにこいしてた)

痛みなんだと　知らずに　恋してた

(いまじゃわらえるような)

現在(いま)じゃ笑えるような

(つたないふゆのｌｏｖｅｓｔｏｒｙ)

拙い冬のLOVE STORY

(てのひらにのせたちいさなｓｎｏｗｄｏｍｅ)

手のひらに乗せた小さなSNOWDOME

(あなたにふるゆきだけ)

あなたに降る　雪だけ

(すのーどーむみたいに)

スノードームみたいに

(きらきらとかがやいていたてをのばして)

キラキラと輝いていた　手を伸ばして

(さわろうとしてもさわれず)

触ろうとしても　触れず

(あなたがいるまぶしい)

あなたが居る　眩しい

(すのーどーむのなかを)

スノードームの内側(なか)を

(てをかざしみつめていたそれがこいの)

手をかざし見つめていた　それが恋の

(いたみなんだとしらずにこいしてた)

痛みなんだと　知らずに　恋してた