相合傘

(あいあいがさのなかなのかなふれあうたびきずをつけて)

相合傘の中なのかな　触れ合う度傷をつけて

(このさきかげとひかりのなかいのなかでかわるがわる)

この先影と光の中　井の中で代わる代わる

(かいかえどきのわからぬかさよくわすれるのにまだある)

買い替え時の分からぬ傘　よく忘れるのにまだある

(そんなひととはたとえがたくわすれないのになくなりそう)

そんな人とは例えがたく　忘れないのに無くなりそう

(あしたみたことないてんきならば)

明日　見たことない天気ならば

(まよわずきみのうちにゆこう)

迷わず君の家に行こう

(せかいのまだまだしらないばしょにおもいをはせるようなかんじで)

世界のまだまだ知らない場所に思いを馳せるような感じで

(あなたとのこれからをみつめている)

あなたとのこれからを見つめている

(かさのうちがわのちいさなせかいがいつもへいおんであるために)

傘の内側の小さな世界が　いつも平穏であるために

(あめがふったあとは)

雨が降った後は

(にじなんかさがしてみようかああ)

虹なんか探してみようか　ああ

(じはんきでなぜかよみとられないひゃくえんだまみたいに)

自販機でなぜか読み取られない百円玉みたいに

(たしかにあるのにつたわらないこのきもちにこたえて)

確かにあるのに伝わらない　この気持ちに応えて

(あしたみたことないそらをながめ)

明日見たことない空を眺め

(しらないみちをあるいてゆこう)

知らない道を歩いて行こう

(からだがちゅうにまうような)

身体が宙に舞うような

(ゆううつがちをはうような)

憂鬱が地を這うような

(まだまだまだまだかな)

まだまだまだまだかな

(まだまだまだかな)

まだまだまだかな

(このよにたってなんじゅうねん)

この世に立って何十年

(いつでもはれときどきあめ)

いつでも晴れ時々雨

(だめだめだめだめかな)

だめだめだめだめかな

(まだまだまだだめかな)

まだまだまだだめかな

(あしたはれるのかなあしたあれるのかな)

明日晴れるのかな　明日荒れるのかな

(あしたみたことないてんきならば)

明日見たことない天気ならば

(まよわずきみのうちにゆこう)

迷わず君の家に行こう

(せかいのまだまだしらないばしょにおもいをはせるようなかんじで)

世界のまだまだ知らない場所に思いを馳せるような感じで

(あなたとのこれからをみつめている)

あなたとのこれからを見つめている

(かさのうちがわのちいさなせかいがいつもへいおんであるために)

傘の内側の小さな世界がいつも平穏であるために

(あめがふったあとはにじなんかさがしてみようか)

雨が降った後は　虹なんか探してみようか

(はれがつづいたなら)

晴れが続いたなら

(あめなんかさがしてみようかああ)

雨なんか探してみようか　ああ