それでいいのだ

(それでいいのだいいのだ)

それでいいのだ　いいのだ

(まぶしいひかりが)

眩しい光が

(さしこむほうへとあゆみをすすめる)

差し込む方へと歩みを進める

(たどりついたのは)

辿り着いたのは

(いきどまりのひょうしきだった)

行き止まりの標識だった

(これがさいしょじゃないまちがいばかりだ)

これが最初じゃない間違いばかりだ

(なにがただしいかわからないまま)

何が正しいか分からないまま

(たどったみちをもどってゆくだけ)

辿った道を戻ってゆくだけ

(またいちからはじめようか)

また一から始めようか

(とおまわりしなきゃであえなかった)

遠回りしなきゃ出会えなかった

(それでいいのだいいのだ)

それでいいのだ　いいのだ

(かわることなんてひとつもない)

変わることなんて一つもない

(だからいいのだいいのだ)

だからいいのだ　いいのだ

(えらぶみちなんてひとつじゃないから)

選ぶ道なんて一つじゃないから

(さんぽすすんでにほさがる)

三歩進んで二歩下がる

(それくらいがちょうどいい)

それくらいが丁度いい

(きたいというなの)

期待という名の

(にもつをせおうほどぼくらは)

荷物を背負うほど僕らは

(うまくいきを)

上手く息を

(すえなくなるものだ)

吸えなくなるものだ

(ふあんというなのみにくいもんすたー)

不安という名の醜いモンスター

(たおせるどうぐよゆうきになれ)

倒せる道具よ勇気になれ

(たかまるしんぞうゆれるきんちょう)

高まる心臓　揺れる緊張

(たからものといつかよべるから)

宝物といつか呼べるから

(それがいいのだいいのだ)

それがいいのだ　いいのだ

(くやむことなんてひとつもない)

悔やむことなんて一つもない

(だからいいのだいいのだ)

だからいいのだ　いいのだ

(えらんだこたえがおしえてくれるから)

選んだ答えが教えてくれるから

(ときにはだれかをきずつけて)

時には誰かを傷付けて

(そのたびこころもきずつけて)

その度心も傷付けて

(なんどもなんどもなんどもなんどもなんども)

何度も何度も何度も何度も何度も

(またしっぱいをくりかえして)

また失敗を繰り返して

(いくつものこたえをさがして)

幾つもの答えを探して

(ゆめはかたちをきぼうにかえて)

夢は形を希望に変えて

(これでいいのだいいのだ)

これでいいのだ　いいのだ

(それでいいのだいいのだ)

それでいいのだ　いいのだ

(かわることなんてひとつもない)

変わることなんて一つもない

(だからいいのだいいのだ)

だからいいのだ　いいのだ

(えらぶみちなんてひとつじゃないから)

選ぶ道なんて一つじゃないから

(さんぽすすんでにほさがる)

三歩進んで二歩下がる

(それくらいがちょうどいい)

それくらいが丁度いい

(まぶしいひかりが)

眩しい光が

(さしこむほうへとあゆみをすすめる)

差し込む方へと歩みを進める

(たどりついたのは)

辿り着いたのは

(ぼくをえらんだぼくだ)

僕を選んだ僕だ