徳川カップヌードル禁止令

(ときはえどじだい)

時は江戸時代。

(くわずぎらいのしょうぐんとくがわかいとは)

食わず嫌いの将軍徳川家夷斗は、

(だいりゅうこうしているかっぷぬーどるのきんしをはつれい)

大流行しているカップヌードルの禁止を発令。

(しょうぐんのごかいをとくためまつまえはんからみくだよーが)

将軍の誤解を解くため、松前藩からミクダヨーが、

(くるめはんからねねろぼがえどじょうへむかったのであった)

久留米藩からネネロボが江戸城へ向かったのであった。

(くぼうさまこちらがかっぷぬーどるみそだよーふんっ)

公方様こちらがカップヌードル味噌ダヨー「ふんっ！」

(おくちにあわぬときははりきっておわびしますはらだろ)

お口に合わぬ時は‘’張り‘’切ってお詫びします「‘’腹‘’だろ!]

(にんじんねぎきゃべつこーんなぞにくのぐざい)

ニンジン、ネギ、キャベツ、コーン、謎肉の具材

(さんしゅのみそをあわせたとろけるようなすーぷはのうこう)

3種の味噌を合わせたとろけるようなスープは濃厚！

(おむすびにあうらんきんぐだいいちいだよー)

おむすびに合うランキング第1位ダヨー

(ぜんぶぎょう)

「膳奉行！」

(はっではどくみをうまっ)

「はっ。では毒見を・・・うまっ！」

(みみみそあじたべてみそみそ)

味・味・味噌味食べてみそみそ

(しょうがぴりぴりあくせんとごちごち)

しょうがピリピリ・アクセント（御馳御馳）

(みみみそあじたべてうまうま)

味・味・味噌味食べてうまうま

(にんにくぴりぴりえくせれんとおいちー)

にんにくピリピリ・エクセレント（おいちー！）

(ごくらくじょうどのぼるようなこのびびびみをわからなくちゃ)

極楽浄土登るようなこの美・美・美味を分からなくちゃ

(おっぺけぺーのおっぺけぺーのぺーぺーだよーほい)

オッペケペーのオッペケペーのペーペーダヨーほい！

(それそれそれそれ)

それそれそれそれ

(ねねろぼまいります)

「ネネロボ、参ります！」

(くぼうさまこちらがにんにくとんこつあじですうお)

公方様こちらがにんにく豚骨味です「うお！」

(おきにめされぬときはさかだちうでだてしますむりだろ)

お気に召されぬ時は逆立ち腕立てします「無理だろ！」

(きくらげべにしょうがなぞにくそのた)

キクラゲ，紅生姜、謎肉、その他

(ぶたのうまみとあぶらにがーりっくきいたすーぷはがっつり)

豚の旨みとアブラにガーリック効いたスープはガッツリ！

(ぽんこついうなとんこつですささおめしあれ)

ポンコツ言うな！豚骨です！ささお召しあれ

(でではいただこううまっ)

「で、ではいただこう・・・うまっ！」

(とんとんとんこつたべてみそみそうまみつよつよぱーふぇくともりもり)

豚・豚・豚骨食べてみそみそ旨味つよつよパーフェクト（もりもり）

(おおおいるもいれてうまうま)

オ・オ・オイルも入れてうまうま

(にんにくつよつよいんぱくとさいこう)

にんにくつよつよインパクト（最高！）

(ふじやまのぱわーをえたようなこのびびびみをあじわなきゃ)

富士山のパワーを得たようなこの美・美・美味を味わなきゃ

(おっぺけぺーのおっぺけぺーのぺーぺーだよーほい)

オッペケペーのオッペケペーのペーペーダヨーほい！

(あれれすーぷのかおりにさそわれてとのがもうひとりでてきたよ)

あれれ？スープの香りに誘われて殿がもう一人出てきたよ

(かげむしゃだったのねささめしあがれ)

影武者だったのねささ召し上がれ

(うまいぞー)

「う・ま・い・ぞー！」

(みみみそあじたべてみそみそ)

味・味・味噌味食べてみそみそ

(しょうがぴりぴりあくせんとごちごち)

しょうがピリピリ・アクセント（御馳御馳）

(みみみそあじたべてうまうま)

味・味・味噌味食べてうまうま

(にんにくぴりぴりえくせれんとおいちー)

にんにくピリピリ・エクセレント（おいちー！）

(とんとんとんこつたべてみそみそうまみつよつよぱーふぇくともりもり)

豚・豚・豚骨食べてみそみそ旨味つよつよパーフェクト（もりもり）

(おおおいるもいれてうまうま)

オ・オ・オイルも入れてうまうま

(にんにくつよつよいんぱくとさいこう)

にんにくつよつよインパクト（最高！）

(ごくらくじょうどのぼるようなこのびびびみをあじわったら)

極楽浄土登るようなこの美・美・美味を味わったら

(あっぱれぱれあっぱれぱれぱっぱっぱれ)

あっぱれぱれあっぱれぱれぱっぱっぱれ！

(こうしてみくだよーとねねろぼのせっとくのかいあって)

こうしてミクダヨーとネネロボの説得の甲斐あって、

(とくがわかいとはきんしれいをはいし)

徳川家夷斗は禁止令を廃止。

(ひとびとはかっぷぬーどるをこころおきなくたべ)

人々はカップヌードルを心置きなく食べ、

(ながくたいへいのよがつづいたのでしたおわり)

長く太平の世が続いたのでした。おわり。