嘆きのFraction

(しょうどうがこのむねをせめる)

衝動がこの胸を責める

(あかくにじんだみかづき)

赤く滲んだ三日月

(もしこのねがいかなうならば)

もしこの願い叶うならば

(あなたがほしい)

アナタガ欲シイ･･･

(あまやかにやみへいざなう)

甘やかに闇へ誘う

(あなたにふれたゆびさき)

あなたに触れた指先

(おびてくねつがじらしてく)

帯びてく熱が焦らしてく

(こいかあいかはざまでまよいつづける)

恋か愛か　狭間で迷い続ける

(みもこころもまとわずに)

身も心も　まとわずに

(そのうでにおぼれたい)

その腕に溺れたい

(じれんまのよあけを)

ジレンマの夜明けを

(けいはくなきすのせつなさで)

軽薄なキスの切なさで

(もうもくなひびにいましゅうしふを)

盲目な日々に　今　終止符を

(あなただけにささげたいいちずなわたしを)

あなただけに捧げたい　一途な私を

(たぎらせてだいたんにあなたから)

滾らせて　ダイタンにあなたから

(めざめるほんのうかんじょう)

目覚める本能　感情

(しらないわたしみせてあげる)

知らない私　見せてあげる

(はげしくうばってよあなたのやりかたで)

激しく奪ってよ　あなたのやり方で

(はじらうしんおんじゅんじょう)

恥じらう心音　純情

(こよいもあいをもとめてる)

今宵も愛を求めてる

(しらぬままに)

知らぬままに

(なげきのｆｒａｃｔｉｏｎ)

嘆きのFRACTION

(きれいだとかみをなでて)

「キレイだ」と　髪を撫でて

(あなたがふれたくちびる)

あなたが触れた唇

(うまれたいみをきづかせる)

生まれた意味を気づかせる

(しろかくろかのぞかせてひとみのおくを)

白か黒か　覗かせて　瞳の奥を

(つみもばつもいとわずに)

罪も罰も　いとわずに

(そのこえにだかれたい)

その本音に抱かれたい

(ほしがってみせてよ)

欲しがって見せてよ

(わたしのなかにあるものを)

私の中にあるものを

(ことばのうらにひめたしんじつを)

言葉の裏に秘めた真実を

(ためらいまでぬぎすてたわたしのすべてを)

ためらいまで脱ぎ捨てた　私のすべてを

(くるわせてごういんにあなたから)

狂わせて　ゴウインにあなたから

(たかなるこどうしょうそう)

高鳴る鼓動　焦燥

(ほんとうのわたしみつめてよ)

本当の私　見つめてよ

(よるをこえていまあなたにつたえたい)

夜を越えて　今　あなたに伝えたい

(いけないもうそうかっとう)

いけない妄想　葛藤

(それでもいまをもとめてる)

それでも現実を求めてる

(このからだじゅうみたしてあいじょう)

この体中　満たして愛情

(うそのないたいおんで)

嘘のない体温で

(あやういそのまなざしで)

危ういその眼差しで

(ゆめをみるよりもっとかんじたい)

夢を見るより　もっと感じたい

(むじゅんだらけのせかいでこのわたしだけを)

矛盾だらけの世界で　この私だけを

(あいして)

アイシテ･･･

(たぎらせてだいたんにあなたから)

滾らせて　ダイタンにあなたから

(めざめるほんのうかんじょう)

目覚める本能　感情

(しらないわたしみせてあげる)

知らない私　見せてあげる

(はげしくうばってよあなたのやりかたで)

激しく奪ってよ　あなたのやり方で

(はじらうしんおんじゅんじょう)

恥じらう心音　純情

(こよいもあいをもとめてる)

今宵も愛を求めてる

(しらぬままに)

知らぬままに

(おろかとつきがわらう)

愚かと　月が笑う

(なげきのｆｒａｃｔｉｏｎ)

嘆きのFRACTION

(ｆｒａｃｔｉｏｎ)

FRACTION