PSYCHO-PASS サイコパス セリフ打

(おれたちぜんいんのおちどだ)

(狡噛)「俺達全員の落ち度だ」

(おれはかれをとめられなかった。きみにおなじてつをふんでほしくない)

(宜野座)「俺は彼を止められなかった。君に同じ轍を踏んでほしくない」

(きみとてゆだんはきんもつだぞ、ぎのざくん)

(禾生)「君とて油断は禁物だぞ、宜野座君」

(それってこい？)

(縢)「それって恋？」

(ま、こういういけないおたのしみも、いまじゃおれらのとっけんってわけ)

(縢)「ま、こういうイケないお楽しみも、今じゃ俺らの特権ってワケ」

(あたしはきょうつけてるぶらじゃーをかけたっていい)

(唐之杜)「あたしは今日つけてるブラジャーを賭けたっていい」

(ほんらいそろうはずのなかったふたつをくみあわせ、あらたにはんざいをそうぞうする)

(狡噛)「本来揃う筈のなかった二つを組み合わせ、新たに犯罪を創造する」

(あのこのためにながしたなみだで、もうもくになってしまうのかな？)

(槇島)「あの娘のために流した涙で、盲目になってしまうのかな？」

(あれは、ただのもうそうのられつだ)

(宜野座)「あれは、ただの妄想の羅列だ」

(これはやすらぎというなのやまい、ひとびとがのぞんだしのかたち)

(王陵)「これは安らぎという名の病、人々が望んだ死の形」

(よくないことにはさいしょからちかづかない。うわさばなしもしない)

(霜月)「良くないことには最初から近づかない。噂話もしない」

(にんげんはじこであり、せいしんであるからこそ、ぜつぼうすることができるの)

(王陵)「人間は自己であり、精神であるからこそ、絶望することができるの」

(ぜつぼうをしらなければ、きぼうもない)

(王陵)「絶望を知らなければ、希望もない」

(あいにく、ちなまぐさいのはにがてなもんでね)

(チェ・グソウ)「あいにく、血なまぐさいのは苦手なもんでね」

(げいじゅつさくひんのようだが、なにかがちめいてきにかけている)

(狡噛)「芸術作品のようだが、何かが致命的に欠けている」

(かんしかん、がいしゅつきょかをしんせいする)

(狡噛)「監視官、外出許可を申請する」

(だからついてこいといっているんだ)

(狡噛)「だから付いて来いと言っているんだ」

(ここはいつだってしょけいしつにはやがわりするわけさ)

(狡噛)「ここはいつだって処刑室に早変わりするわけさ」

(いまのうちにないておきなさい。でないと、しきそうがにごっちゃうわよ)

(六合塚)「今のうちに泣いておきなさい。でないと、色相が濁っちゃうわよ」

(あのこたちのじょうよくは、みたしてやらねば)

(槇島)「あの子たちの情欲は、満たしてやらねば」

(さあ、かりがはじまるぞ)

(槇島)「さあ、狩りが始まるぞ・・・」

(あなただって、いずれまきしませんせいがあきたら、すてられる)

(王陵)「あなただって、いずれ槇島先生が飽きたら捨てられる」

(ごしんぱいなく)

(泉宮寺)「ご心配なく」

(わたしはかれとおなじく、たのしむがわのぷれいやーでね)

(泉宮寺)「私は彼と同じく、楽しむ側のプレイヤーでね」

(おれはいま、ひさしぶりにとてもいいきぶんだよ、ぎの)

(狡噛)「俺は今、久しぶりにとてもいい気分だよ、ギノ」

(あなたにとって、けいたいたんまつはだいにののうだ。ちがいますか？)

(泉宮寺)「あなたにとって、携帯端末は第二の脳だ。違いますか？」

(このぱいぷは、まうすぴーすいがいはおうりょうりかこのほねだよ)

(泉宮寺)「このパイプは、マウスピース以外は王陵璃華子の骨だよ」

(わたしののうりょくにぎもんふをつけるようなはつげんはつつしんでいただきたい！)

(常守)「私の能力に疑問符をつけるような発言は謹んで頂きたい！」

(ちちおやとあいぼうに、にどもうらぎられたというおもいがあるんだ)

(征陸)「父親と相棒に、二度も裏切られたという想いがあるんだ」

(こうがみしんや、そのなまえをくちにするとき、きみはとてもたのしそうなんだよ)

(泉宮寺)「狡噛慎也、その名前を口にする時、君はとても楽しそうなんだよ」

(どうやら、せんたくのよちはないらしい)

(狡噛)「どうやら、選択の余地はないらしい」

(だいさんしゃのしてんでかんさつするのがいちばんです)

(槇島)「第三者の視点で観察するのが一番です」

(とんでもないやつだ！)

(泉宮寺)「とんでもないヤツだ！」

(ひとはきょうふとたいめんしたとき、みずからのたましいをためされる)

(槇島)「人は恐怖と対面した時、自らの魂を試される」

(きみのそういうひとをくったところは、わたしもきらいではないよ)

(泉宮寺)「君のそういう人を食ったところは、私も嫌いではないよ」

(さあて、こうがみしんや、きみはこのといのいみをりかいしてくれるかな？)

(槇島)「さあて、狡噛慎也、君はこの問いの意味を理解してくれるかな？」

(いきのびたかったらいうとおりにしろ)

(狡噛)「生き延びたかったら言うとおりにしろ」

(どうだ？みずからのむのうでひとがしぬきぶんは？！)

(宜野座)「どうだ？自らの無能で人が死ぬ気分は？！」

(ありったけのどろーんをきゅうこうさせろ！)

(宜野座)「ありったけのドローンを急行させろ！」

(こうがみさん！まにあって！)

(常守)「狡噛さん！間に合って！」

(あなたのいのちのかがやき、さいごまでみとどけさせていただきます)

(槇島)「あなたの命の輝き、最期まで見届けさせて頂きます」

(ちぇっくめいとはちかいぞ、しっこうかん！)

(泉宮寺)「チェックメイトは近いぞ、執行官！」

(おまえはあほか)

(征陸)「お前はアホか」

(きみたちではぼくをさばけない)

(槇島)「君たちでは僕を裁けない」

(さあ、ころすきでねらえ)

(槇島)「さあ、殺す気で狙え」

(おのれのむりょくさをこうかいし、ぜつぼうするがいい)

(槇島)「己の無力さを後悔し、絶望するがいい」

(わたしがゆきをみごろしにした)

(常守)「私がゆきを見殺しにした」

(まきしましょうごは、どみねーたーで、さばけません)

(常守)「槇島聖護は、ドミネーターで、裁けません」

(ふーん、おめでてぇなあ)

(佐々山)「ふーん、おめでてぇなあ」

(どみねーたー、しびゅらのめよ)

(六合塚)「ドミネーター、シビュラの目よ」

(わたし！しっこうかんになる！！)

(六合塚)「私！執行官になる！！」

(あるんですよ、とくしゅなじじょう)

(宜野座)「あるんですよ、特殊な事情」

(そのいみをかんがえたことがあるかね？)

(禾生)「その意味を考えたことがあるかね？」

(われわれはこうしたれあけーすをめんざいたいしつしゃとよんでいる)

(禾生)「我々はこうしたレアケースを免罪体質者と呼んでいる」

(かれは、きえたのだ)

(禾生)「彼は、消えたのだ」

(いつもどおりですね、こうがみさん)

(常守)「いつもどおりですね、狡噛さん」

(あんたもおもったよりたちなおりがはやい)

(狡噛)「あんたも思ったより立ち直りが早い」

(ｏｋｏｋ！おねーさんにまかせなさい、わるいようにはしないから)

(唐之杜)「OKOK！おねーさんに任せなさい、悪いようにはしないから」

(ね？へいきだったでしょ？)

(常守)「ね？平気だったでしょ？」

(つねもりは、あいつは、もういっぱしにけいじだ)

(狡噛)「常守は、あいつは、もう一端に刑事だ」

(ふざけやがって。いまさらどのつらをさげてなきごとをほざくんだ)

(宜野座)「ふざけやがって。今更どの面を下げて泣き言をほざくんだ」

(いまさらちちおやづらしようっていうのか)

(宜野座)「今更父親面しようっていうのか」

(とうとうめんがわれちゃったね。あとがないよ、しょうごくん)

(禾生)「とうとう面が割れちゃったね。後がないよ、聖護くん」

(すみやかにせんもんのいりょうきかんでめんたるけあをうけることをすいしょうします)

《速やかに専門の医療機関でメンタルケアを受けることを推奨します》

(それ、まさおかさんのおもいでばなしですか？)

(常守)「それ、征陸さんの思い出話ですか？」

(よけいなことはかんがえるな！)

(征陸)「余計なことは考えるな！」

(あたし、おだてられるときにものぼるたいぷなのよねぇ)

(唐之杜)「あたし、おだてられると木にも登るタイプなのよねぇ」

(いいよいいよ！そのちょうし！)

(唐之杜)「イイよイイよ！その調子！」

(ああ、ほんとうに、なげかわしい、ことだ！)

(槇島)「ああ、本当に、嘆かわしい、ことだ！」