僕はこの瞳で嘘をつく

(ほんきでこんなこといえないよ)

本気でこんな事言えないよ

(ことばのめいろにはまりこむ)

言葉の迷路にはまり込む

(どうにもゆるされるわきゃないよ)

どうにも許されるわきゃないよ

(あのこのことはいえない)

あの娘の事は言えない

(あのこのかげはみせない)

あの娘の陰は見せない

(すいりしょうせつをさいごから)

推理小説を最後から

(めくれるようなはずはない)

めくれるような筈はない

(きずのないわかれなどあるわきゃないし)

傷のない別れなどあるわきゃないし

(ただはーとねむらせたい)

ただハート眠らせたい

(ただはーとねむりたい)

ただハート眠りたい

(うわさばなしだよそんなはなしはうそさ)

噂話だよ そんな話は嘘さ

(なつかしそうなめをしながら)

懐かしそうな瞳をしながら

(ぼくのなかのひみつのこと)

僕の中の秘密の事

(ぼくのなかのだれかのことｏｈｏｈｏｈ)

僕の中の誰かの事　oh oh oh

(だからきみのかおみつめたよ)

だから君の顔　見つめたよ

(だからきみのかおみつめたよ)

だから君の顔　見つめたよ

(どんなにきみのめがぼくをうたがっても)

どんなに君の瞳が僕を疑っても

(ぼくはこのめでうそをつく)

僕はこの瞳で嘘をつく

(あいしたきみだからいえないよ)

愛した君だから　言えないよ

(ことばのみつどをぬけてゆく)

言葉の密度を　抜けてゆく

(どうでもいいなんておもわないよ)

どうでもいいなんて　思わないよ

(あのこのことはいえない)

あの娘の事は言えない

(あのこのかげはみせない)

あの娘の影は見せない

(がーぜでこころをきるような)

ガーゼで心を切るような

(じかんにはこばれながら)

時間に運ばれながら

(よみとれないいみをたしかめられそうで)

読み取れない意味　を確かめられそうで

(ただはーとやぶらせたい)

ただハート破らせたい

(ただはーとやぶりたい)

ただハート破りたい

(こころのりずむはちらばるようなたんぶりん)

心のリズムは　散らばるようなタンブリン

(はなしのどこかできっと)

話の何処かできっと

(かけちがえたぼたんがある)

掛け違えたボタンがある

(きみがぼくをみつめているｏｈｏｈｏｈ)

君が僕を見つめている　oh oh oh

(だからきみのかおみつめたよ)

だから君の顔　見つめたよ

(だからきみのかおみつめたよ)

だから君の顔　見つめたよ

(ぼくはこのめでうそをつく)

僕はこの瞳で嘘をつく

(おんなのめでぼくをみてる)

女の瞳で僕を見てる

(きみがぼくをみつめているｏｈｏｈｏｈ)

君が僕を見つめている oh oh oh

(だからきみのかおみつめたよ)

だから君の顔　見つめたよ

(だからきみのかおみつめたよ)

だから君の顔　見つめたよ

(どんなにきみのめがぼくをうたがっても)

どんなに君の瞳が僕を疑っても

(ぼくはこのめでうそをつく)

僕はこの瞳で嘘をつく

(ぼくはこのめでうそをつく)

僕はこの瞳で嘘をつく