オーダー、仰せのままに

(ちゃくめっせきょうのしじがずらり)

着メッセ 今日の指示がズラリ

(せきをたちわんなかにちゃくせき)

席を立ち 輪ん中に着席

(あまいこえやさしさをみせつけ)

甘い声 優しさを見せつけ

(きょうみもないやつらとおしゃべり)

興味もない奴らとおしゃべり

(どうせいのともだちだけとからんで)

同性の友達だけと絡んで

(はやってるだけのうたをうたって)

流行ってるだけの歌を歌って

(たまにむなもとちらりみせつけ)

たまに胸元チラリ見せつけ

(まわりがのぞむようにあれ)

周りが望むようにあれ

(せんせいこれでいいんですね)

先生 これでいいんですね

(わたしはいえすまんです)

わたしはイエスマンです

(きょうしつでいやがっこうちゅうでいちばんにんきになれるなら)

教室で いや学校中で一番人気になれるなら

(のぞまれたいあこがれられたい)

望まれたい 憧れられたい

(どろのようなねがいがとめられない)

泥のような願いが止められない

(よくのだいかならぶたにだって)

欲の代価なら豚にだって

(はきけをこたえてえがおをみせるよ)

吐き気を堪えて笑顔を見せるよ

(すきでもないものすきなふり)

好きでもないモノ 好きなフリ

(きらいなものだってのこしません)

嫌いなモノだって残しません

(だからせんせいどうかどうかめいを)

だから先生 どうか どうか命を

(おつぎはなにをすればいいんですか)

お次は何をすればいいんですか？

(はいたしたかんじょうあいきょうはこびたいんすたんと)

排他した感情 愛嬌は媚びたインスタント

(まぁいれぐいじょうたいおてがるはないちもんめ)

まぁ 入れ食い状態 お手軽花いちもんめ

(ささげたきょうたいさぁどうぞめしませしょーたいむ)

捧げた筐体 さぁどうぞ 召しませショータイム

(あーみたされたいねがいがかなうまで)

アー 満たされたい 願いが叶うまで

(あいづちだけくりかえすぶたさんも)

相槌だけ繰り返す豚さんも

(りかいしゃきどるぐしゃなぶたさんも)

理解者気取る愚者なぶたさんも

(のうしでほめるだけのぶたさんも)

脳死で褒めるだけのブタさんも

(わたしのいしずえとなぁれ)

わたしの礎となぁれ

(せんせいこれでいいんですね)

先生これでいいんですね

(かちくでもかまわないです)

家畜でも構わないです

(そのかわりかちくのてなずけかた)

その代わり家畜の手懐け方

(どうかおしえてください)

どうか教えてください

(おがまれたいたてまつられたい)

拝まれたい 奉られたい

(そしてきょうそさまのようになりたい)

そして教祖サマのようになりたい

(りようかちあるもんつかいつぶして)

利用価値あるもん使い潰して

(かちがぜろになればぽいしてばいばい)

価値がゼロになればポイしてバイバイ

(あげあしとりのざれごとはおしえにしたがいきかないふり)

揚げ足取りの戯言は教えに従い聞かないフリ

(じんにされていやなことやっちゃ)

人にされてイヤなことやっちゃ

(だめだとせんせいにいわれませんでした)

ダメだと先生に言われませんでした？

(やめられないとめられやしない)

ヤめられない 止められやしない

(かしのようなねがいがむさぼりたい)

菓子のような願いが貪りたい

(よくはさいげんないしあいはたんない)

欲は際限無いし 愛は足んない

(はきけがするほどおなかがすいた)

吐き気がするほどおなかが空いた

(だけどわたしからっぽだから)

だけどわたし空っぽだから

(ひとりじゃえさなんかとれやしない)

ひとりじゃエサなんか取れやしない

(だからせんせいどうかどうかめいを)

だから先生 どうか どうか命を

(おつぎはなにをすればよくて)

お次は何をすればよくて

(それはどんなおあじなのですか)

それはどんなお味なのですか？