四角運命

(あたりさわりのないにちじょう)

当たり障りのない日常

(おあいそわらいばかりみにつもる)

お愛想笑いばかり身につもる

(なにかがかけてるげんじょう)

何かが欠けてる現状

(みしみししたせつなさがむねにじむ)

みしみしした切なさが胸惨む

(きみはきゅうなきょうはんしゃ)

君は急な共犯者

(うそみたいなひみつのきょうゆう)

嘘みたいな秘密の共有

(とつぜんいろづいたせかい)

突然色づいた世界

(わらえるくらいこどうたかなる)

笑えるくらい鼓動高鳴る

(ぎこちないやさしさに)

ぎこちない優しさに

(こころさらわれてく)

心さらわれてく

(わたしもわたしいがいのあのこも)

私も私以外のあの子も

(こいみたいきゅっとしめつけるの)

恋みたいきゅっと締め付けるの

(きみのよこがおそのしせんのさき)

君の横顔 その視線の先

(むぞうさにむけるえがおばかばかばか)

無造作に向ける笑顔ばか ばか ばか

(まっすぐにねじまがってくの)

まっすぐにねじ曲がってくの

(めばえたきもちからみあううんめい)

芽生えた気持ち 絡み合う運命

(みまもるだけなんてわたし)

見守るだけなんて私

(たぶんできそうにない)

多分できそうにない

(なだれこんでくるゆううつ)

なだれこんでくる憂鬱

(うつろいゆれるごぜん０じ)

うつろい揺れる午前0時

(とぼけたかおのきみがまぶたのなかいすわるから)

とぼけた顔の君がまぶたの中居座るから

(ふかくにもはやまる)

不覚にも早まる

(このむねめぐるおと)

この胸めぐる音

(かそくするすぴーどとめられない)

加速するスピード止められない

(いえないよぎゅっとなきたくなる)

言えないよ ぎゅっと泣きたくなる

(ただしいこたえそんなのわからない)

正しい答え そんなの分からない

(でもてをのばしてしまうねえねえねえ)

でも手を伸ばしてしまうねえ ねえ ねえ

(うんめいのきまぐれなこうさ)

運命の気まぐれな交差

(いっそすべてをかきみだそうか)

いっそすべてをかき乱そうか?

(いいこでいるだけなんて)

いい子でいるだけなんて

(ほらつまらないでしょう)

ほらつまらないでしょう

(ないだうみにしずむゆうひに)

凪いだ海に沈むタ日に

(ふいにおおごえでさけんだ)

ふいに大声で叫んだ

(あさもひるもゆうもまよなかもきみだらけだ)

朝も昼も夕も真夜中も君だらけだ

(むしょうにのどがかわく)

無性にのどが乾く

(やっぱりあせってる)

やっぱり焦ってる?

(わたしもわたしいがいのあのこも)

私も私以外のあの子も

(こいみたいきゅっとしめつけるの)

恋みたい きゅっと締め付けるの

(がむしゃらなきみそのしせんのさき)

がむしゃらな君 その視線の先

(ほんねなんてしりたくないやだやだやだ)

本音なんて知りたくないやだ やだ やだ

(まっすぐにねじまがってくの)

まっすぐにねじ曲がってくの

(めばえたきもちからみあううんめい)

芽生えた気持ち 絡み合う運命

(みまもるだけなんてわたし)

見守るだけなんて私

(もうできそうにない)

もうできそうにない