走れメロス

関連タイピング
-
Disraeli Gears
プレイ回数33英語歌詞586打 -
プレイ回数88英語歌詞1293打
-
プレイ回数362かな20打
-
移民の歌 / ホワット・キャン・アイ・ドゥ
プレイ回数39英語歌詞1901打 -
Emerson Lake and Palmer
プレイ回数27英語歌詞1714打 -
The Beatles
プレイ回数57英語歌詞1214打 -
Led Zeppelin
プレイ回数34英語歌詞1000打 -
Eric Clapton
プレイ回数169英語歌詞682打
問題文
(めろすはげきどした。)
メロスは激怒した。
(かならず、かのじゃちぼうぎゃくのおうをのぞかなければならぬとけついした。)
必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。
(めろすにはせいじがわからぬ。)
メロスには政治がわからぬ。
(めろすは、むらのぼくじんである。)
メロスは、村の牧人である。
(ふえをふき、ひつじとあそんでくらしてきた。)
笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。
(けれどもじゃあくにたいしては、ひといちばいにびんかんであった。)
けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。
(きょうみめいめろすはむらをしゅっぱつし、のをこえやまごえ、)
きょう未明メロスは村を出発し、野を越え山越え、
(じゅうりはなれたこれのしらくすのしにやってきた。)
十里はなれた此のシラクスの市にやって来た。
(めろすにはちちも、ははもない。にょうぼうもない。)
メロスには父も、母も無い。女房も無い。
(じゅうろくの、うちきないもうととふたりぐらしだ。)
十六の、内気な妹と二人暮しだ。
(このいもうとは、むらのあるりちぎなぼくじんを、ちかぢか、)
この妹は、村の或る律気な牧人を、近々、
(はなむことしてむかえることになっていた。)
花婿として迎える事になっていた。
(けっこんしきもまぢかなのである。)
結婚式も間近かなのである。
(めろすは、それゆえ、はなよめのいしょうやらしゅくえんのごちそうやらをかいに、)
メロスは、それゆえ、花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、
(はるばるしにやってきたのだ。)
はるばる市にやって来たのだ。