魅惑劇

(とけいじかけのらせんかいろう　おりてのぼって)

時計仕掛けの螺旋廻廊　降りて昇って

(まよえど)

迷えど

(そのてをのばせ　しんじてのばせ)

その手を伸ばせ　信じて伸ばせ

(めぐりめぐって)

巡り巡って

(であえる)

出逢える

(きみをだくのは)

君を抱くのは

(なめしがわのつばさ)

鞣し革の翼

(やみもかしずく)

闇も傅く

(こくいのおう)

黒衣の王

(かみにそむいた)

神に背いた

(てんしのめをむけて)

天使の瞳を向けて

(さあぼくだけを)

さあ僕だけを

(ごらんよ)

ご覧よ

(はぁとに　ふれよう)

心に　触れよう

(めざめし　まりおねっと)

目覚めし　マリオネット

(きかいじかけのまてんろうから　ほしのしずくが)

機械仕掛けの摩天楼から　星の雫が

(あふれる)

溢れる

(ゆびにからむはげっこうのいと　きみはゆうがに)

指に絡むは月光の糸　君は優雅に

(おどらん)

踊らん

(みられぬゆめなどなにもない)

見られぬ夢など何もない

(おそれることさえしらぬまま　うでのなか)

恐れることさえ知らぬまま　腕の中

(まくがあがれば)

幕が上がれば

(ぼくらだけがせかい)

僕らだけが“世界”

(このかんぺきな)

この完璧な

(けっかい)

結界

(なみだもこどくも)

涙も孤独も

(いろどるぐらん・ぎにょーる)

彩るグラン・ギニョール

(とけいじかけのびろーどのよる　つむがれるのは)

時計仕掛けの天鵞絨の夜　紡がれるのは

(えいえん)

永遠

(てくびゆわいたりぼんほどいて　きみのみみもと)

手首結いたリボン解いて　君の耳元

(うたわん)

歌わん

(かなわぬねがいはかこのもの)

叶わぬ願いは過去のもの

(あいするいたみはきずをとじ)

愛する痛みは傷を閉じ

(みわくげき)

魅惑劇

(とけいじかけのらせんかいろう　おりてのぼって)

時計仕掛けの螺旋廻廊　降りて昇って

(まよえど)

迷えど

(そのてをのばせ　しんじてのばせ)

その手を伸ばせ　信じて伸ばせ

(めぐりめぐって)

巡り巡って

(であえた)

出逢えた

(きかいじかけのまてんろうから　ほしのしずくが)

機械仕掛けの摩天楼から　星の雫が

(あふれる)

溢れる

(ゆびにからむはげっこうのいと　きみはゆうがに)

指に絡むは月光の糸　君は優雅に

(おどらん)

踊らん

(みられぬゆめなどなにもない　おそれることさえしらぬまま)

見られぬ夢など何もない　恐れることさえ知らぬまま

(うでのなか)

腕の中