それでもいいんだよ

(ないたっていいんだよ)

泣いたっていいんだよ

(つよくなれないぼくらにはきっと)

強くなれないボクらにはきっと

(すみわたるそらが)

澄み渡る空が

(このそらがおおきすぎたんだよ)

この空が大きすぎたんだよ

(ずっとおもいえがいていたそのゆめは)

ずっと思い描いていたその夢は

(いつのひにかたにんとくらべてかきけした)

いつの日にか他人と比べて搔き消した

(だめだってわかってたってだって)

「ダメだってわかってた」ってだって

(むくわれないことばかりで)

報われないことばかりで

(これもきっといいわけなんだってわかってた)

これもきっと言い訳なんだってわかってた

(ごぜんいちじのくらやみでてのひらにひろがってるしょうめい)

午前一時の暗闇で掌に広がってる照明

(だれかがあいしたあのひとたちをながめ)

誰かが愛したあの人たちを眺め

(かぎがついたことばではいた)

鍵がついた言葉で吐いた

(ためいきがとまらないや)

ため息が止まらないや

(こどくがつつみこんだ)

孤独が包み込んだ

(そんなんでじぶんをまもることもださくてつらいや)

そんなんで自分を守ることもダサくて辛いや

(いつか)

いつか

(いつか)

いつか

(いつかてにとったえほんの)

いつか手に取った絵本の

(はっぴーえんどのようなじんせいならば)

ハッピーエンドのような人生ならば

(らくになれたかないやなっちゃうな)

楽になれたかな嫌なっちゃうな

(ないたっていいんだよ)

泣いたっていいんだよ

(つよくなれないぼくらにはきっと)

強くなれないボクらにはきっと

(ふりそそぐあめがにあった)

降り注ぐ雨が似合った

(それでもいいんだよ)

それでもいいんだよ

(だれもしらないきみのこと)

誰も知らないキミのこと

(たしかなかんじょうはここにあるじゃんか)

確かな感情は胸にあるじゃんか

(きずついたことも)

傷ついたことも

(ぶきようにえがいてたゆめも)

不器用に描いてた夢も

(がんばったことも)

頑張ったことも

(ぜんぶぜんぶ)

全部全部

(きみがひとりでかかえてあるいた)

キミが一人で抱えて歩いた

(きみだけのすとーりー)

キミだけのストーリー

(そうだいたいじぶんのおもいなんか)

そう大体自分の想いなんか

(たにんにわかってたまるもんか)

他人にわかってたまるもんか

(すくわれたぶんだけ？)

救われた分だけ？

(あのひのぶんまで？ぼくのぶんまで？)

あの日の分まで？ボクの分まで？

(ぼくはぼくきぼうをすてられやしない)

ボクはボク希望を捨てられやしない

(おもいだしてけりもつかない)

思い出してケリもつかない

(こびりついたかいそうのえんどろーる)

こびりついた回想のエンドロール

(こたえをみつけたいよ)

答えを見つけたいよ

(ねえ)

ねえ

(ねえ)

ねえ

(いつかてにとったえほんの)

いつか手に取った絵本の

(はっぴーえんどもまた)

ハッピーエンドもまた

(だれかのえがくゆめになれたのさ)

誰かの描く夢になれたのさ

(きがつけば)

気がつけば

(しあわせってなんだよ)

「幸せ」ってなんだよ

(つよくなれないぼくらにはきっと)

強くなれないボクらにはきっと

(とおくてなんにもみえないや)

遠くて何にも見えないや

(それだっていいんだよ)

それだっていいんだよ

(だれもしらないみらいのこと)

誰も知らない未来のこと

(たしかなかんじょうでいろどってみようよ)

確かな感情で彩ってみようよ

(きずついたことも)

傷ついたことも

(ぶきようにえがいてたゆめも)

不器用に描いてた夢も

(がんばったことも)

頑張ったことも

(ぜんぶぜんぶ)

全部全部

(きみがひとりでかかえてあるいた)

キミが一人で抱えて歩いた

(きみだけのすとーりー)

キミだけのストーリー

(たいせつなものをむねにきざんだ)

大切なものを胸に刻んだ

(ひとつだけのすとーりー)

一つだけのストーリー

(きょうもあすもかこもみらいも)

今日も明日も過去も未来も

(わらったかずだけまるをつけよう)

笑った数だけ丸をつけよう

(ないてころんでとまって)

泣いて転んで止まって

(そのかずだけうたおう)

その数だけ歌おう

(きょうもあすもかこもみらいも)

今日も明日も過去も未来も

(わらったかずだけまるをつけよう)

笑った数だけ丸をつけよう

(ないてころんでとまって)

泣いて転んで止まって

(そのかずだけうたおう)

その数だけ歌おう

(このそらにてをのばした)

この空に手を伸ばした

(そのかずだけすすもう)

その数だけ進もう