クルクル頭で僕の庭

(くるくるしてたあたまからひとつ)

クルクルしてた頭から一つ

(まっかなほそいのぷちっとつぶせば)

真紅な細いの　プチっと潰せば

(てのりたまいるかすべったかいらくあしたははれるってさ)

手乗り玉イルカ　滑った快楽　明日は晴れるってさ

(くるくるしてたあたまからふたつまーるいくろいのぐにっとねじれば)

クルクルしてた頭から二つ　まーるい黒いのグニっと捻れば

(ぷっくりきゃべつもよわったたいおんあしたはばれるってさ)

ぷっくりキャベツも弱った体温　明日は解体るってさ

(ａｂげーむつつきつつかれてれいてんまんすいこれでいーか)

A⇔B ゲーム　突付き突つかれて　零点満衰　これでいーか

(けんざんしゅうごうかぼちゃとはなしじょうきょうあっかにさいてんか)

見参集合　カボチャと話　状況悪化に再点火！

(みずをあげましょすきになってねひりょうあげるよやさしくしてね)

水をあげましょ　好きになってね　肥料あげるよ　優しくしてね？

(あいたぞうせいさにわがよごれてとげをむきだしはんこうき)

愛多憎生さ　庭が汚れて　棘を剥き出し　反抗旗！

(はこのなかみはしっててしらんふりしたから)

箱の中身は知ってて　知らん振りしたから

(なかはひみつでそういやこれなんだったっけさあ)

中は秘密で　そういやコレ何だったっけ？　さあ？

(くるくるしてたあたまからひとつまっかなほそいのぷちっとつぶせば)

クルクルしてた頭から一つ　真紅な細いのプチっと潰せば

(ころがるはしさえわらうゆめになるあしたもはれるってよ)

転がる箸さえ笑う夢になる　明日も晴れるってよ

(くるくるしてたあたまからふたつまーるいくろいのぐにっとねじれば)

クルクルしてた頭から二つ　まーるい黒いの　グニっと捻じれば

(はなったたまさえよぞらをいろどるはなびになれるってさ)

放った弾さえ夜空を彩る　花火になれるってさ

(しっきゃくてんとうあしもとられてしょうてんほんろうこれがさいごか)

失脚転倒　脚も取られて　焦点翻弄　これが最後か

(ちょうじょうえんじょうせかいのうえのへいおんめがけてさけんだ)

頂上炎上　世界の上の　平穏めがけて　叫んだ

(あっちへいったらそれがおわりでこっちへきたらそれがさいごで)

あっちへ行ったら　それが終わりで　こっちへ来たら　それが最後で

(きえたひとならよごれたにわのつちのふかくに)

消えた人なら　汚れた庭の　土の深くに…

(むかしむかしかみさまはまっかなつちをぼくらにくれた)

昔々神様は　真紅な土を　僕らにくれた

(むかしむかしぼくたちはきれいなみずでにわをうるおし)

昔々僕達は　奇麗な水で庭を潤し

(むかしむかしぼくたちのすてきなにわはここにあったよ)

昔々僕達の　素敵な庭はここにあったよ

(いまはいまはぼくたちのすてきなにわもみずもつちもきぼうもゆめ も)

今は今は僕達の　素敵な庭も水も土も希望も夢も…

(おちこんだあさあたまからひとつまっかなほそいのぷちっとつぶせば)

落ち込んだ朝　頭から一つ　真紅な細いの　プチっと潰せば

(さけんだこえからうまれたぜつぼうあしたはわらうってね)

叫んだ声から生まれた絶望　明日は笑うってね

(かんしゃしたよるにあたまからふたつまーるいくろいのぐにっとねじれば)

感謝した夜に頭から二つ　まーるい黒いの　グニっと捻じれば

(さけんだこえからうまれたきぼうがあしたはわらうってさ)

叫んだ声から生まれた希望が　明日は笑うってさ

(どんなせかいもあたまからひとつまっかなほそいのぷちっとつぶせば)

どんな世界も頭から一つ　真紅な細いの　プチっと潰せば

(あらそうにちじょうきずつくひとたちあしたはわらうってね)

争う日常　傷つく人達　明日は笑うってね

(くさったせかいであたまからふたつまーるいくろいのぐにっとねじれば)

腐った世界で頭から二つ　まーるい黒いの　グニっと捻じれば

(きたないかちかんこじするひとたちあしたはばれるってさ)

汚い価値観固持する人たち　明日は解体るってさ