タイピング検定
100000 神の神。化物。
75000 タイピングの神
50000 異世界人
25000 人間卒業
10000 プロ!?
9000 もう少しでプロなれる?
8000 タイピング上級者
7000 中級者脱退!
6000 どんどん伸ばしていこう
5000 タイピング中級者
4000 ここらへんが伸びしろ!
3000 初心者脱退
2000 もう少し頑張れ
1000 初心者
500 初心者の初心者
1 はじめの一歩
0 頑張れ
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問題文
(ー「まんようがな(かんじ)のきげん」ー)
〜「万葉仮名(漢字)の起源」〜
(かんじは、いまからやく2400ー1700ねんまえごろに、)
漢字は、今から約2400~1700年前ごろに、
(いまのちゅうごくからにほんれっとうへはじめてつたえられたといわれています。)
今の中国から日本列島へ初めて伝えられたと言ています。
(にほんれっとうにいたひとは、じぶんのことばとおなじいみのかんじをあてはめることで、)
日本列島にいた人は、自分の言葉と同じ意味の漢字を当てはめることで、
(ものごとをかきあらわせるようになりました。)
ものごとを書き表せるようになりました。
(しかし、もともとちゅうごくのことばをあらわすかんじだけでは、)
しかし、もともと中国の言葉を表す漢字だけでは、
(にほんのことばをじゅうぶんにかきしるすことができませんでした。)
日本の言葉を十分に書き記すことができませんでした。
(そこで、かんじをほんらいのいみとはきりはなして、)
そこで、漢字を本来の意味とは切りはなして、
(そのおんだけをかりることをかんがえました。)
その音だけを借りることを考えました。
(こうしてつかわれはじめたのが、「まんようがな」です。)
こうして使われ始めたのが、「万葉仮名」です。
(まんようがながいつかんがえだされたかについては、)
万葉仮名がいつ考え出されたかについては、
(くわしいことはわかっていませんが、)
詳しいことはわかっていませんが、
(7せいきごろであろうといわれています。)
7世紀ごろであろうと言われています。
(8せいきにせいりつした「こじき」、「にほんしょき」、「まんようしゅう」などでは、)
8世紀に成立した『古事記』、『日本書紀』、『万葉集』などでは、
(まんようがながつかわれています。)
万葉仮名が使われています。
(ひらがなとかたかなは、このまんようがなからたんじょうしました。)
ひらがなとかたかなは、この万葉仮名から誕生しました。
(ー「ひらがなのたんじょう」ー)
〜「ひらがなの誕生」〜
(まんようがなは、1つのおんにいくつものかんじをあてたためしゅるいがおおく、)
万葉仮名は、1つの音にいくつもの漢字を当てたため種類が多く、
(またかたちがふくざつでかくのがむずかしいものもありました。)
また形が複雑で書くのが難しいものもありました。
(そこでうまれたのが、「ひらがな」です。)
そこで生まれたのが、「ひらがな」です。
(ひらがなは、まんようがなをくずしてかんたんにしたもじで、)
ひらがなは、万葉仮名をくずして簡単にした文字で、
(9せいきごろからつかわれるようになったといわれています。)
9世紀ごろから使われるようになったと言われています。
(とうじのきぞくしゃかいにおいて、だんせいがこうてきなばめんでもちいるのはかんじであり、)
当時の貴族社会において、男性が公的な場面で用いるのは漢字であり、
(ひらがなはおもにしてきなばめんで、)
ひらがなは主に私的な場面で、
(あるいはじょせいによってつかわれるもじとされました。)
あるいは女性によって使われる文字とされました。
(ひらがなは、おもにてがみやわか、ものがたり、ずいひつなどにもちいられ、)
ひらがなは、主に手紙や和歌、物語、随筆などに用いられ、
(じょりゅうぶんがくがはなひらくけいきとなりました。)
女流文学が花開く契機となりました。
(ひらがなでかかれたこのころのぶんがくさくひんには、)
ひらがなで書かれたこの頃の文学作品には、
(きのつらゆきがじょせいをよそおってつづった「とさにっき」(935ねんごろ)、)
紀貫之が女性を装ってつづった『土佐日記』(935年ごろ)、
(せいしょうなごんの「まくらのそうし」(1001ねんごろ),)
清少納言の『枕草子』(1001年ごろ)、
(むらさきしきぶの「げんじものがたり」(1008ねんごろ)などがあります。)
紫式部の『源氏物語』(1008年ごろ)などがあります。
(ー「かたかなのたんじょう」ー)
〜「カタカナの誕生」〜
(「かたかな」も、ひらがなとほぼどうじきにまんようがなからうまれました。)
「かたかな」も、ひらがなとほぼ同時期に万葉仮名から生まれました。
(ひらがながまんようがなをくずしたあるものであるのにたいして、)
ひらがなが万葉仮名をくずしたものであるのに対して、
(かたかなはまんようがなのいちぶぶんをぬきだしたものがきげんとされています。)
かたかなは万葉仮名の一部分を抜き出したものが起源とされています。
(そうりょのあいだでよまれていたけいてんは、すべてかんぶんでかかれていたので、)
僧侶の間で読まれていた経典は、全て漢文で書かれていたので、
(そうりょたちはぎょうかんによみかたなどのめもをかきいれていました。)
僧侶たちは行間に読み方などのメモを書き入れていました。
(そのさい、かたちのふくざつなまんようがなではせまいぎょうかんにかきいれるのがむずかしいため、)
その際、形の複雑な万葉仮名では狭い行間に書き入れるのが難しいため、
(9せいきごろからまんようがなのいちぶだけがかかれるようになりました。)
9世紀ごろから万葉仮名の一部だけが書かれるようになりました。
(これが、かたかなのはじまりといわれています。)
これが、かたかなの始まりと言われています。
(ー「おわりに」ー)
〜「終わりに」〜
(ひらがなとかたかなのれきし、いかがでしたか?)
ひらがなとかたかなの歴史、いかがでしたか?
(わたしたちがふだんつかっているもじには、そのきげんがかならずあります。)
私たちが普段使っている文字には、その起源が必ずあります。
(もじをこどもたちにまなばせるとき、)
文字を子どもたちに学ばせるとき、
(そのなりたちについてすこしふれてあげることで、)
その成り立ちについて少し触れてあげることで、
(こどもたちのかんしんもたかまるのではないでしょうか。)
子どもたちの関心も高まるのではないでしょうか。
(たとえば、くいずやまめちしきなどをつかうと、)
例えば、クイズや豆知識などを使うと、
(「なるほど!」「おもしろい!」とこどもたちのきょうみをひくことができ、)
「なるほど!」「おもしろい!」と子どもたちの興味を引くことができ、
(がくしゅうをふかめられるかもしれませんね。)
学習を深められるかもしれませんね。