焼きりんご

(ながれぼしたちと)

流れ星たちと

(じれるあたしのまんなかで)

じれるアタシの真ん中で

(すずしくちりみだれるはな)

涼しく　散り乱れる花

(そんなこといって)

そんなこと言って

(いつもするりとはぐらかす)

いつもスルリとはぐらかす

(かけひきはやくみぬいてよ)

カケヒキ　早く見抜いてよ

(みじかいなつのよぞらこがすほどの)

短い夏の夜空焦がすほどの

(あついあついあついこいなのに)

アツイアツイアツイ恋なのに

(みじかいなつのよぞらこがすほどのあついあついこいよ)

短い夏の夜空焦がすほどのアツイアツイ恋よ

(なぜかあせるほどにかんじてほしい)

なぜか焦るほどに感じて欲しい

(はーとがはーとがはーとが)

ハートがハートがハートが

(からまわりするの)

空回り　するの

(つよがりとうらはらの)

強がりと　ウラハラの

(ささやきよとどけ)

ささやきよ　届け

(よいやみをわたるかぜ)

宵闇を　渡る風

(おくれげをゆらした)

後れ毛を　ゆらした

(あなたのないふで)

あなたのナイフで

(あかいべーるをさぁはがしてよ)

赤いベールをさぁはがしてよ

(あたしはやけたりんごなの)

アタシは焼けたりんごなの

(さっきよりすこし)

さっきより少し

(まつりばやしがとおざかる)

祭り囃子が遠ざかる

(からりとふたりのあしおと)

カラリと　ふたりの足音

(どんなこといって)

どんなこと言って

(こんなあたしをなだめるの)

こんなアタシをなだめるの

(どきどきはやくみぬいてよ)

ドキドキ　早く見抜いてよ

(みじかいなつのよぞらもやすほどの)

短い夏の夜空燃やすほどの

(あついあついあついこいなのに)

アツイアツイアツイ恋なのに

(みじかいなつのよぞらもやすほどのあついあついこいよ)

短い夏の夜空燃やすほどのアツイアツイ恋よ

(なぜかせまるほどにさらってほしい)

なぜか迫るほどにさらって欲しい

(はーとがはーとがはーとが)

ハートがハートがハートが

(とおまわりするの)

遠回り　するの

(つよがりとうらはらの)

強がりと　ウラハラの

(ささやきよとどけ)

ささやきよ　届け

(よいやみをわたるかぜ)

宵闇を　渡る風

(ためいきがにじんだ)

ため息が　にじんだ

(あなたはしなもん)

あなたはシナモン

(のこりがだけじゃもうねむれない)

残り香だけじゃもう眠れない

(あたしはやけたりんごなの)

アタシは焼けたりんごなの

(つよがりとうらはらの)

強がりと　ウラハラの

(ささやきよとどけ)

ささやきよ　届け

(よいやみをわたるかぜ)

宵闇を　渡る風

(ためいきがにじんだ)

ため息が　にじんだ

(あなたはしなもん)

あなたはシナモン

(のこりがだけじゃもうねむれない)

残り香だけじゃもう眠れない

(あたしはやけたりんごなの)

アタシは　焼けたりんごなの

(あたしはやけたりんごなの)

アタシは　焼けたりんごなの