ぎゅって

(いえないことばかりふえてくから)

言えないことばかり増えてくから

(こうかいおおめのきょうのかず)

後悔多めの今日の数

(かぞえたさいごのよるのすみ)

数えた最後の夜の隅

(どうかふれちゃうならだきしめて)

どうか触れちゃうなら抱きしめて

(とけないことばかりしってくから)

解けないことばかり　知ってくから

(ほんとのことばがわからない)

ホントの言葉がわからない

(ただどうにかこうにかやってんだ)

ただどうにかこうにかやってんだ

(すこしほめてくれていいんじゃない)

少し褒めてくれていいんじゃない？

(いきをとめるならもういいよ)

息を止めるならもういいよ

(でもあなたにいいのこしたことが)

でもあなたに言い残したことが

(すこしだけいきてみませんか)

少しだけ生きてみませんか

(ああかざらぬせかいでうたいましょう)

嗚呼飾らぬ世界で唄いましょう

(なにもしらないでいいじゃない)

何も知らないでいいじゃない

(こころのくうはくをみたしてゆく)

心の空白を満たしてゆく

(つらいのいえないでもいいじゃない)

「つらいの」言えないでもいいじゃない

(あいずでほらぼくらいきている)

合図でほら、僕ら生きている

(ふわふわふわふわつつみこむ)

ふわふわふわふわ包み込む

(きずついちゃうきょうまでを)

傷ついちゃう今日までを

(ぎゅってぎゅってぎゅてだきしめて)

ぎゅってぎゅってぎゅて抱きしめて

(いつかわらえるとしんじるまで)

いつか笑えると信じるまで

(みたされないからほろにがい)

満たされないからほろ苦い

(ただことばがのどもとおちてゆく)

ただ言葉が喉元落ちてゆく

(さびしさだってかかえちゃうし)

寂しさだって抱えちゃうし

(それでもいいよっていえたのなら)

それでもいいよって言えたのなら

(なみだがこぼれそうになったら)

涙がこぼれそうになったら

(そうさきょうもわらってぬりかえるの)

そうさ今日も笑って塗り替えるの

(ならばぜんぶわすれたらいいかな)

ならば全部忘れたらいいかな

(ほらねきっとさそれでらくになる)

ほらねきっとさ、それで楽になる

(なにもしらないでいいじゃない)

何も知らないでいいじゃない

(こころのくうはくをみたしてゆく)

心の空白を満たしてゆく

(つらいのいえないでもいいじゃない)

「つらいの」言えないでもいいじゃない

(あいずでほらぼくらいきている)

合図でほら、僕ら生きている

(ふわふわふわふわつつみこむ)

ふわふわふわふわ包み込む

(きずついちゃうきょうまでを)

傷ついちゃう今日までを

(ぎゅってぎゅってぎゅてだきしめて)

ぎゅってぎゅってぎゅて抱きしめて

(いつかわらえるとしんじるから)

いつか笑えると信じるから