葉桜

(あのひのわたしがみてたら)

あの日の私が見てたら

(なんておもうかな)

なんて思うかな

(いまはこうかいしてないかなそれとも)

今は後悔してないかな それとも...

(だれかがてがるなしあわせみつけてわらってる)

誰かが手軽な幸せ見つけて笑ってる

(あこがれてるわけじゃないけど)

憧れてるわけじゃないけど

(おもいだす)

思い出す

(れんあいとひきかえに)

恋愛と引き換えに

(いまをてばなせないけど)

今を手放せないけど

(ときどきあのきもちもほしくなる)

ときどきあの気持ちも欲しくなる

(はざくらそっといろづいて)

葉桜 そっと色づいて

(はながまいおちる)

花が舞い落ちる

(なんどめにみるふうけいだろういままで)

何度目に見る風景だろう 今まで

(きみはひとりでだいじょうぶ)

「君は一人で大丈夫」

(いまもあのことば)

今もあの言葉

(このくらしになれたいまでも)

この暮らしに慣れた今でも

(くりかえすひとりきり)

繰り返す 一人きり

(まいにちとけいにおわれて)

毎日 時計に追われて

(かいだんかけあがる)

階段駆け上がる

(ぶきようなまじめみにつけて)

不器用な真面目 身につけて

(きをはってた)

気を張ってた

(しょうじきにいきてきて)

正直に生きてきて

(なにをてにできたかな)

何を手に出来たかな

(ときどきふとなみだがこみあげる)

ときどきふと涙がこみあげる

(はざくらさいてちるたびに)

葉桜 咲いて散るたびに

(むねがさわぎだす)

胸が騒ぎだす

(えらんだみちはよかったのかふりかえる)

選んだ道は良かったのか 振り返る

(きみとあるいたなみきみちいまもあるけれど)

君と歩いた並木道 今もあるけれど

(さよならからとおくはなれてあるいてる)

さよならから遠く離れて 歩いてる

(はざくらそっといろづいて)

葉桜 そっと色づいて

(はながまいおちる)

花が舞い落ちる

(なんどめにみるふうけいだろういままで)

何度目に見る風景だろう 今まで

(きみはひとりでだいじょうぶ)

「君は一人で大丈夫」

(いまもあのことば)

今もあの言葉

(このくらしになれたいまでも)

この暮らしに慣れた今でも

(くりかえす)

繰り返す

(もどれないけどいい)

戻れないけど いい

(もどらないけどいい)

戻らないけど いい