メメント・モリ

(たびだつひがくるでしょう)

旅立つ日が来るでしょう

(わかっているけど、どんなだろうな)

わかっているけど、どんなだろうな

(こわいきもたしかにするけれどまだよくわからないや)

怖い気も確かにするけれどまだよくわからないや

(わかれのさみしさをしる)

別れの寂しさを知る

(いまでもあなたをかんじるんだ)

今でもアナタを感じるんだ

(じつはそばにいたりするのかなそうだといいな。)

実は側に居たりするのかなそうだと良いな。

(ぼくもいつのひかぜんぶおいていかなきゃいけないけど)

僕もいつの日か全部置いて逝かなきゃいけないけど

(きょうまでのしあわせかぞえたら)

今日までの幸せ数えたら

(なんてことないのです。)

なんてこと無いのです。

(こころのなかにどうかいばしょをつくっておいてほしいな)

心の中にどうか居場所を作って置いて欲しいな

(たまにはこれからのはなしじゃなくいままでをはなそうか。)

たまにはこれからの話じゃなく今までを話そうか。

(きみもいつのひかきっと)

君もいつの日かきっと

(とおくへたびにでちゃうけど)

遠くへ旅に出ちゃうけど

(おもいでといきつづけるのでしょう)

思い出と生き続けるのでしょう

(さみしくはないでしょう？)

寂しくは無いでしょう？

(むこうのせかいではなにを「なくなる」といみづけるんだろう)

向こうの世界では何を「亡くなる」と意味付けるんだろう

(ぼくをわすれるそのときまでいきつづけるのでしょう)

僕を忘れるその時まで生き続けるのでしょう

(ぼくもいつのひかぜんぶおいていかなきゃいけないけど)

僕もいつの日か全部置いて逝かなきゃいけないけど

(きょうまでのしあわせかぞえたら)

今日までの幸せ数えたら

(なんてことないのです。)

なんてこと無いのです。

(いつかいつのひかぜんぶおいていかなきゃいけないけれど)

いつかいつの日か全部置いて逝かなきゃいけないけれど

(うまれたいみによろこべるから)

生まれた意味に喜べるから

(なんてことないのです。)

なんてこと無いのです。

(じぶんのさいごは、なんてことないのです。)

自分の最期は、なんてこと無いのです。