友達から聞いた話。4

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問題文
(わたしは、ふとんからみをおこし、つめたいゆかにてをついた。)
私は、布団から身を起こし、冷たい床に手を付いた。
(はやめのちょうしょくをぎむてきにたべ、すーつにきがえる。)
早めの朝食を義務的に食べ、スーツに着替える。
(はやくかいしゃにいこう。なんだか、これいじょうこのへやにいることはきけんにおもえる。)
早く会社に行こう。なんだか、これ以上この部屋にいる事は危険に思える。
(なぜだろう。なにかがないようなきがする。)
何故だろう。何かが無いような気がする。
(しかし、おもいだせないということはそれほどだいじでないことだったのだろう。)
しかし、思い出せないということはそれほど大事でないことだったのだろう。
(けつろんをつけて、げんかんをでた。)
結論を付けて、玄関を出た。
(「いってきまーす。」だれもいないへやにすいこまれるこえ。)
「行ってきまーす。」誰もいない部屋に吸い込まれる声。
(ひる、こんびにべんとうをかってたべた。)
昼、コンビニ弁当を買って食べた。
(ひさしぶりにたべるようなきがした。)
久しぶりに食べるような気がした。
(いつもかっぷらーめんをひるめしにしていたようなきがするからだ。)
いつもカップラーメンを昼飯にしていたような気がするからだ。
(てわたされたかっぷらーめんを、まいあさかばんにおしこんでいた。)
手渡されたカップラーメンを、毎朝カバンに押し込んでいた。
(まて。だれだ?だれにてわたされた?)
待て。誰だ?誰に手渡された?
(おもいだせない。)
思い出せない。
(やはりひつようのないことなのだろうか。)
やはり必要のない事なのだろうか。
(そこへ、どうりょうのこえがとびこんできた。)
そこへ、同僚の声が飛び込んで来た。
(「あー、おい。そろそろきゅうけいじかんおわるってよ。もどろう。」)
「あー、おい。そろそろ休憩時間終わるってよ。戻ろ。」
(「あ、あぁ、そうだな。もどるか。」)
「あ、あぁ、そうだな。戻るか。」
(しょうじたいわかんはきのせいだ。もくさつし、しごとにもどろう。)
生じた違和感は気のせいだ。黙殺し、仕事に戻ろう。
(きょうもあしたも、きのやすまるひなどないのだから。)
今日も明日も、気の休まる日などないのだから。
(「こちょうのゆめ」をみることができたら、どんなにらくだろうな・・・。)
「胡蝶の夢」を見ることができたら、どんなに楽だろうな…。
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