～意味がわかると怖い話～高速道路

(おれのまちには「とおるとかならずがけからおちる」こうそくどうろがある)

俺の街には「通ると必ず崖から落ちる」高速道路がある。

(きょうもがけからおちたというにゅーすがながれた。)

今日も崖から落ちたというニュースが流れた。

(おれはぜったいとおらないとけっしんしていた。)

俺は絶対通らないと決心していた。

(だが、どうしてもそのこうそくどうろをとおらないといけないじじょうがあって、)

だが、どうしてもその高速道路を通らないといけない事情があって、

(しかたなくいくことにした。)

しかたなく行くことにした。

(おそろしさのあまりはやくきりぬけようとすぴーどをあげると、)

恐ろしさのあまり早く切り抜けようとスピードを上げると、

(めのまえにおんなのこが。)

目の前に女の子が。

(とっさにはんどるをきったおれはがけからおちた。)

とっさにハンドルを切った俺は崖から落ちた。

(それとどうじにおんなのこをひいてしまった。)

それと同時に女の子を引いてしまった。

(さいわいおれはいちめいをとりとめたが、おんなのこのほうはなくなったそうだ。)

幸い俺は一命をとりとめたが、女の子のほうは亡くなったそうだ。

(それからこうそくどうろのじけんはおきることがなかった。あんしんだ・・・)

それから高速道路の事件は起きることがなかった。安心だ…