さらさら

(わすれたいやこだましてるおとどこかへとばして)

忘れたいや 木霊してる音どこかへ飛ばして

(よごれたあとをぬぐえばこれでもうぼくはさらさら)

汚れた跡を拭えば これでもう僕はさらさら

(くだらないやみらいだとかさそんなきれいごといって)

下らないや 未来だとかさ そんな綺麗事言って

(けっきょくはさつまんないでしょ)

結局はさつまんないでしょ？

(どうせありきたりだよ)

どうせありきたりだよ

(なんにもないただいきるせかい)

なんにもない ただ生きる世界

(こんなじゆうがいやになる)

こんな自由が嫌になる

(せっかくならはじめからやりなおせたらいいね)

せっかくなら初めからやり直せたらいいね

(あしたになればぜんぶわかると)

明日になれば全部分かると

(ひたすらあてのないてがみをおくりつけてる)

ひたすら宛のない手紙を送り付けてる

(そんなかこはすてさってすたーとらいんにたつ)

そんな過去は捨て去ってスタートラインに立つ

(ながしたなみだもおきざりにしたぼくはついにまっさら)

流した涙も置き去りにした僕は遂に真っさら

(もういたいやいいわけするこんなつまらんくらしも)

もう痛いや 言い訳するこんなつまらん暮らしも

(のぞんではないけいかくもない)

望んではない 計画もない

(ひかりはさらさらない)

光はさらさらない

(なんでもないまだじかんじゃない)

なんでもない まだ時間じゃない

(あせるときはいまじゃない)

焦る時は今じゃない

(せっかくならさらさらとながしたいね)

せっかくならさらさらと流したいね

(まっしろなかみかきなぐったら)

真っ白な紙 書き殴ったら

(あたかもぼくのじんせいが)

あたかも僕の人生が

(うるおってるようなきはしたけど)

潤ってるような気はしたけど

(そんなものまやかしでしかない)

そんなものまやかしでしかない

(ぜんぶをあきらめてやりなおしてる)

全部を諦めてやり直してる

(ぼくのひとみはもうからから)

僕の瞳はもうからから

(もうさきもみえないくらやみとたいじしても)

もう先も見えない暗闇と対峙しても

(たたかうきだけだしてはにげつづけるぼくばかだな)

戦う気だけ出しては逃げ続ける僕 馬鹿だな

(あしたはきっとなにもないだろう)

明日はきっと何もないだろう

(いちからはじめたいぼくのこのわがままさえも)

一から始めたい僕のこのわがままさえも

(こたえてくれ)

応えてくれ

(すてさったむかしのおもいで)

捨て去った昔の思い出

(つまらないかことはもうおさらばして)

つまらない過去とはもうおさらばして

(いきるぼくはまっさら)

生きる僕は真っ新

(はじめたんだいまこうかいはない)

はじめたんだいま こうかいはない

(けがすものはなにもない)

けがすものはなにもない

(きめたのなら)

きめたのなら

(こわがっているとべないぼくとはさよなら)

こわがっているとべないぼくとはさよなら