意味が分かると怖い話 再開版3

(せんきゅうひゃくはちじゅうねんのあるひ)

千九百八十年のある日

(てっきょされたかおくのなかをじゅうぎょういんがせいりしていると)

撤去された家屋の中を従業員が整理していると、

(こどもがかいたひっせきのあるのーとをみつけた)

子供が書いた筆跡のあるノートを見つけた

(かいてあったないようはみらいのよげんのようなもので)

書いてあった内容は未来の予言のようなもので

(へいせいじゅうねんふじさんふんか)

「平成十年 富士山噴火

(へいせいにじゅうねんにほんちんぼつ)

平成二十年 日本沈没

(へいせいさんじゅうねんちきゅうめつぼう)

平成三十年 地球滅亡

(そのたいろいろ)

その他いろいろ」

(かいせつ)

解説

(いまはれいわよねん)

今は令和四年

(ふじさんふんかとにほんちんぼつのよげんはどちらもあたっていない)

富士山噴火と日本沈没の予言はどちらも当たっていない

(しかしこのよげんのかいてあるのーとをみつけたのはせんきゅうひゃくはちじゅうねん)

しかし、この予言の書いてあるノートを見つけたのは千九百八十年

(つまり、しょうわごじゅうごねん)

つまり、昭和五十五年

(つぎのげんごうがへいせいであることはよそくできていたということになる)

次の元号が平成であることは予測できていた、ということになる

(このよげんのーとをただのとしでんせつでおわらせてよいものだろうか)

この予言ノートをただの都市伝説で終わらせて良いものだろうか