信じることが怖い

(しんじることが)

信じることが

(こわくなって)

怖くなって

(うらぎられることも)

裏切られることも

(こわくなった)

怖くなった

(そんなじぶんを)

そんな自分を

(あいすることも)

愛することも

(できなくなって)

出来なくなって

(ひとりになる)

独りになる

(きょうもあさひがのぼるけれど)

今日も朝日が登るけれど

(きょうもがっこうにいかないけれど)

今日も学校に行かないけれど

(きょうもだいじょうぶとわらうけれど)

今日も大丈夫と笑うけれど

(ぼくは)

僕は

(まじめってなんだっけ)

真面目ってなんだっけ

(ひとのいいなりになることだっけ)

人の言いなりになることだっけ

(きかいじかけのこのせかいで)

機械仕掛けのこの世界で

(ぼくもはぐるまのいちぶになる)

僕も歯車の一部になる

(くらいはなしをしたいわけじゃない)

暗い話をしたいわけじゃない

(きれいごとをいいたいわけでもない)

綺麗事をいいたいわけでもない

(このせかいでわらってたい)

この世界でわらっていたい

(このせかいのどこかで)

この世界のどこかで

(よわいこころがじゃまをするの)

弱い心が邪魔をするの

(あしたもずっとひとりでいい)

明日もずっと一人でいい

(たいせつなひとをまもれるか？)

大切な人を守れるか？

(なによりじぶんがおくびょうなんだ)

何より自分が臆病なんだ

(よるがあけるまえに)

夜が明ける前に

(ひかりをころして)

光を殺して

(どうでもいいがくちぐせになった)

どうでもいいが口癖になった

(まあいっかってあきらめてるんだ)

まあいっかってあきらめてるんだ

(わかってるよ)

分かってるよ

(きょうもあさひがのぼるけれど)

今日も朝日が登るけれど

(きょうもがっこうにいかないけれど)

今日も学校に行かないけれど

(きょうもだいじょうぶとわらうけれど)

今日も大丈夫と笑うけれど

(ぼくは)

僕は