劇伴

(あそうなのかもねかなしみふあんって)

あ、そうなのかもね　悲しみ不安って

(むねんなかふくらんでいくから)

胸ん中膨らんでいくから

(こころをぐっておしひろげてしまうから)

心をグッて　押し広げてしまうから

(どうしてもいたいんだね)

どうしても痛いんだね

(とけいはすすんでこえたｎｉｇｈｔａｎｄｄａｙ)

時計は進んで　超えたnight and day

(そのときそのこころに)

その時　その心に

(だれかをうけいれるばしょができてる)

誰かを受け入れる　場所が出来てる

(それがきっとやさしさかもね)

それがきっと優しさかもね

(すぎさったうしなったものばかりかぞえては)

過ぎ去った　失ったものばかり数えては

(ふえてったすてきにめをつぶってた)

増えてった　素敵に目をつぶってた

(たりなかったものはなんだ)

足りなかった　ものはなんだ？

(だれかのものさしかたくさんのひびかかえたきみらしさへ)

誰かの物差しか？沢山の日々抱えた君『らしさ』へ

(このものがたりのしゅじんこうにつぐ)

この物語の主人公に告ぐ

(そのいたみもすべてはつぎのしょうのぷろろーぐ)

その痛みも全ては次の章のプロローグ

(きょうまでのひよそうどおりのことはなにひとつないし)

今日までの日　予想通りのことは何一つないし

(あめもふればはれもするしだれのせいでもないせかいで)

雨も降れば　晴れもするし　誰のせいでもない世界で

(きたいはずれごかいやずれなんどものりこえながら)

期待はずれ　誤解やズレ　何度も乗り越えながら

(たどりついたぼくらしさはだれかのなにかになれたら)

たどり着いた　僕らしさは　誰かの何かになれたら

(たったいちどきりのじんせいのなかで)

たった一度きりの人生の中で

(なにもえいえんなんかじゃなくても)

何も永遠なんかじゃなくても

(うばえないものをぼくらはしっている)

奪えないものを僕らは知っている

(かんどうおもいでそしてほらいまだろう)

『感動』『想い出』そして　ほら『イマ』だろう

(このものがたりのしゅじんこうにつぐ)

この物語の主人公に告ぐ

(きょうまでのどれもめいしーんさひげきもきげきも)

今日までのどれも名シーンさ　悲劇も喜劇も

(みらいのしなりおまだどくしゃはいない)

未来のシナリオ　まだ読者はいない

(いまをかきつくしてみらいへつなげてゆけ)

今を描き尽くして　未来へ繋げてゆけ

(いまといまがあしたをつくる)

今と瞬間（いま）が明日を作る

(いまといまをかきたしていく)

今と瞬間（いま）を描き足していく

(まけてないてもかまわないさ)

負けて　泣いても構わないさ

(ぼくらきっとあすへのとちゅう)

僕らきっと明日への途中

(このものがたりのしゅじんこうにつぐ)

この物語の主人公に告ぐ

(あゆみをとめずまえへとすすみながら)

歩みを止めず前へと進みながら

(なかまとであってたびをつづけてく)

仲間と出逢って　旅を続けてく

(そんなときふととなりでかなでるうた)

そんな時ふと隣で奏でる唄

(このものがたりのしゅじんこうにつぐ)

この物語の主人公に告ぐ

(かなしみふあんげきどうもあいもすべて)

悲しみ不安激動も愛も全て

(つつみこめるようにきょうもうたうから)

包み込めるように　今日も歌うから

(まだみぬぺーじのさきにあるえがおにあいにいこう)

まだ見ぬページの先にある笑顔に会いに行こう

(どんなめいしーんがきみをまつだろう)

どんな名シーンが君を待つだろう