BadBye

(かこのしょうねんとてをつないで)

過去の少年と手を繋いで

(なかよくあるくびかみち)

仲良く歩く美化道

(ほかのやつらのあいては)

他の奴らの相手は

(またきょうもかわっていく)

また今日も変わっていく

(そんなじんせいがたのしいかい)

そんな人生が楽しいかい？

(ぼくのじんせいがただしいよ)

僕の人生が正しいよ

(だってだってぼくはずっと)

だってだって僕はずっと

(いちずなんだえらいでしょ)

一途なんだ偉いでしょ？

(わすれましたたっせいかん)

忘れました達成感

(うしないましたれんあいかんじょう)

失いました恋愛感情

(たよりなのはかこの)

頼りなのは過去の

(ぼくだけ)

僕だけ

(れきしをとめるうたをうたうよ)

歴史を止める唄を唄うよ

(ぼくのぼくのこのひだりのてくびから)

僕の僕のこの左の手首から

(あかいあかいうたをうたうよ)

赤い赤い唄を唄うよ

(こころのなみだがしずくになって)

心の涙が雫になって

(おちていくのは)

落ちていくのは

(このほし)

この星

(れきしをきざむひとりになって)

歴史を刻む一人になって

(どれほどせかいをかえれただろう)

どれほど世界を変えれただろう

(てをはなすのもできないほどに)

手を離すのもできないほどに

(ばかなこというなよ)

馬鹿なこというなよ

(こんなじんせいさびしいです)

こんな人生寂しいです

(まんぞくなんてしてませんよ)

満足なんてしてませんよ

(でもでもいままでのぼくになっとくはしてるよ)

でもでも今までの僕に納得はしてるよ

(ぼくはかわりたくないから)

僕は変わりたくないから

(ぼくはかわらないままでいるのに)

僕は変わらないままでいるのに

(まわりがかわるから)

周りが変わるから

(ぼくだけがかわっているみたい)

僕だけが変わっているみたい

(だいきらいなせかいをみてきた)

大嫌いな世界を見てきた

(ぼくのぼくのこのふたつのひとみから)

僕の僕のこのふたつの瞳から

(あおいあおいうたをうたうよ)

青い青い唄を唄うよ

(ほんとうのなみだがしずくになって)

本当の涙が雫になって

(おちていくのは)

落ちていくのは

(ひにくにもこの)

皮肉にもこの

(ぼくのきらいな)

僕の嫌いな

(たったひとつ)

たったひとつ

(のぞまれてうまれたいのちが)

望まれて生まれた命が

(たしかにあるばしょで)

確かにある場所で

(だいきらいなじぶんのうたをうたうよ)

大嫌いな自分の唄を唄うよ

(ぼくのぼくのこのつめたいのどから)

僕の僕のこの冷たい喉から

(くろいくろいうたをうたうよ)

黒い黒い唄を唄うよ

(ほんとうのことばがするどくなって)

本当の言葉が鋭くなって

(つきささるのをみてるよ)

突き刺さるのを見てるよ

(にげたくて)

逃げたくて

(ただにげたくて)

ただ逃げたくて

(ぼくのぼくのこの)

僕の僕のこの

(たったひとつのからだから)

たったひとつの身体から

(あかいあかいうたをさけぶよ)

赤い赤い唄を叫ぶよ

(ほんとうのじぶんをじぶんでたって)

本当の自分を自分で絶って

(おちてくのも)

堕ちてくのも

(このほし)

この星

(このほし)

この地球

(ひとりぼっち)

ひとりぼっち