優しい嘘

(あれはただのともだち)

「あれはただの友達」

(きょうはかいしゃののみかい)

「今日は会社の飲み会」

(あしたもかえりがおそくなるってさいきんのきみは)

「明日も帰りが遅くなる」って最近の君は

(もうなにがほんとでどれがうそか)

もう何がほんとでどれが嘘か

(わからなくなるけど)

わからなくなるけど

(かんがえすぎだなってかんがえすぎるひび)

考え過ぎだなって考え過ぎる日々

(どこにもいかないよ)

「どこにも行かないよ」

(おもってないならいわないで)

思ってないなら言わないで

(だまってないでなんかいって)

黙ってないでなんか言って

(おこってないからほんとのことを)

怒ってないからほんとのことを

(にごさないでめをみてはなして)

濁さないで目を見て話して

(はなさないからはなれないで)

離さないから離れないで

(しばらないけどなんとなくわかって)

縛らないけどなんとなくわかって

(いやなとこがあるならちゃんとぜんぶいって)

嫌なとこがあるならちゃんと全部言って

(きみにきょうもあいしてもらえますように)

君に今日も愛してもらえますように

(ずっとふたりでいられますように)

ずっと2人でいられますように

(いつまでたってもなくならない)

いつまで経っても失くならない

(あいにりゆうもいみもいらなくて)

愛に理由も意味もいらなくて

(１０ねんたったみらいでもきっと)

10年たった未来でもきっと

(だいすきなきみをうたがってしまうから)

大好きな君を疑ってしまうから

(そんなときは　なにもぜんぶ)

そんな時は　何も全部

(ほんとのこといわなくていいよ)

ほんとのこと言わなくていいよ

(きずつくくらいなら)

傷つくくらいなら

(まるでだれもきづかない)

まるで誰も気づかない

(ひどいきみの　やさしいうそがいい)

ひどい君の　優しい嘘がいい

(しごとばっかのきみはまいにちたいへんそうで)

仕事ばっかの君は　毎日大変そうで

(だからきょうもひとりで　かふぇでひがいもうそうのまつり)

だから今日も一人で　カフェで被害妄想の祭り

(あいかわらずみるくしゅがーをくらやみになげすてたり)

相変わらずミルクシュガーを暗闇に投げ捨てたり

(きみのこと　よるのかずだけかんがえたり)

君のこと　夜の数だけ考えたり

(きょうもあいしてもらえますように)

今日も愛してもらえますように

(ずっとふたりでいられますように)

ずっとふたりでいられますように

(きどってむりしてつよがって)

気取って無理して強がって

(こいはきづいたらあいにかわって)

恋は気づいたら愛に変わって

(なんねんたったみらいでもずっと)

何年経った未来でもずっと

(だいすきなきみにきらわれないように)

大好きな君に嫌われないように

(すなおにうけとめれるようなこころとつよいじぶんがいれば)

素直に受け止めれるような心と強い自分がいれば

(もうなにがあっても　かんぐりもふあんもいらない)

もう何があっても　勘ぐりも不安もいらない

(やさしいきみにもううそなんてない)

優しい君にもう嘘なんてない

(おもってないならいわないで)

思ってないなら言わないで

(だまってないでなんかいって)

黙ってないでなんか言って

(おこってないからほんとのことを)

怒ってないからほんとのことを

(にごさないで　めをみてはなして)

濁さないで　目を見て話して

(はなさないからはなれないで)

離さないから離れないで

(しばらないけどなんとなくわかって)

縛らないけどなんとなくわかって

(なんていうけどそのままの　なにもはおってない)

なんて言うけどそのままの　何も羽織ってない

(まっすぐな　やさしいきみがすき)

まっすぐな　優しい君が好き