「存在証明」ピロカルピン

(いまときはなたれたまどに)

今解き放たれた窓に

(ひかりがすべりこんだ)

光が　滑り込んだ

(こうしどみじかしこかげに)

格子戸短し木陰に

(きせつがいきをとばす)

季節が　息をとばす

(きえかかったほんのうも)

消えかかった　本能も

(つどえばほたるびのわ)

集えば蛍火の輪

(げんしのいんりょくをしんじてみたくなる)

原子の引力を信じてみたくなる

(ほどけたやみにのこしたひかり)

ほどけた闇に　残した光

(まなつのよるのそんざいしょうめい)

真夏の夜の存在証明

(ひとりきりではたどりつけない)

一人きりでは　たどりつけない

(こどくなひっぴー)

孤独なヒッピー

(ぼやけたやみにやどしたひかり)

ぼやけた闇に　宿した光

(みたこのとないそんざいしょうめい)

見たこのとない　存在証明

(ひとりきりでもたどりつきたい)

一人きりでも　たどりつきたい

(みらいがみえた)

未来が見えた

(したたかにいきる)

したたかに生きる

(したたかにいきる)

したたかに生きる

(したたかにいきるみち)

したたかに生きる道

(いまあけはなたれたそらに)

今空け放たれた空に

(ゆきかうほしのつぶが)

行き交う　星の粒が

(まだみたことのないばしょへ)

まだ見たことのない場所へ

(とどかぬてがみをだす)

届かぬ手紙を出す

(なみだがあふれだす)

涙が溢れ出す

(わけもわからずぬぐう)

わけもわからずぬぐう

(すべてのしんじつに)

すべての真実に

(いきついてしまいそう)

行きついてしまいそう

(ひらけたやみにのこしたひかり)

開けた闇に　残した光

(まなつのよるのそんざいしょうめい)

真夏の夜の存在証明

(がらすごしでもねがいはいつか)

ガラス越しでも　願いはいつか

(とどくよぜんぶ)

届くよ　全部

(ぼやけたやみにやどしたひかり)

ぼやけた闇に　宿した光

(みたことのないそんざいしょうめい)

見たことのない　存在証明

(ひとりきりではたどりつけない)

一人きりでは　たどりつけない

(みらいがみえた)

未来が見えた

(しなやかなにいきる)

しなやかなに生きる

(しなやかなにいきる)

しなやかなに生きる

(しなやかなにいきるみち)

しなやかなに生きる道

(ほどけたやみにのこしたひかり)

ほどけた闇に　残した光

(まなつのよるのそんざいしょうめい)

真夏の夜の存在証明

(ひとりきりではたどりつけない)

一人きりでは　たどりつけない

(こどくなひっぴー)

孤独なヒッピー

(ぼやけたやみにやどしたひかり)

ぼやけた闇に　宿した光

(みたこのとないそんざいしょうめい)

見たこのとない　存在証明

(ひとりきりでもたどりつきたい)

一人きりでも　たどりつきたい

(みらいがみえた)

未来が見えた

(したたかにいきる)

したたかに生きる

(したたかにいきる)

したたかに生きる

(したたかにいきるみち)

したたかに生きる道