すとぷり『ベリベリラブ』

(ひゅうっとひゅうっと)

ひゅうっとひゅうっと

(あかいこうしゃにながれこむはみんぐ)

赤い校舎に流れ込むハミング

(おーいおーい)

おーいおーい

(ふりむいてみた)

振り向いてみた

(ふりむかなきゃよかった)

振り向かなきゃよかった

(まだまだゆうやけこやけに)

まだまだ夕焼け小焼けに

(なじむうしろすがた)

馴染む後ろ姿

(ひとつのものがたりに)

一つの物語に

(とらわれたかげぼうし)

囚われた影法師

(ねぇさらってくれやしない？)

ねぇ攫ってくれやしない？

(さびしさのきわみぼくのこころ)

寂しさの極み僕の心

(やさしいかおとめやしない)

優しい顔止めやしない

(よせてはひかれてゆくだけ)

寄せては引かれてゆくだけ

(らららら)

ララララ

(かえりみちはつづいている)

帰り道は続いている

(べりべりらぶをかなでて)

ベリベリラブを奏でて

(かなしくなってしゃらりら)

悲しくなってシャラリラ

(えんびーえんびーなうたかなでて)

エンビーエンビーな詩奏でて

(なんせんすなむじょうをわらって)

ナンセンスな無情を笑って

(べりべりらぶをうたって)

ベリベリラブを歌って

(さいしゅうげこうせんまで)

最終下校線まで

(とおくとおくえいえんをかさねて)

遠く遠く永遠を重ねて

(ぼくはただつづいている)

僕はただ続いている

(ひさしぶりだね)

久しぶりだね

(なんかちょっとかわいくなったよね)

なんかちょっと可愛くなったよね

(きみにちかづきたいから)

キミに近づきたいから

(わかるわけないか)

分かるわけないか

(だれよりはやくきょうしつにいるきみをしったから)

誰より早く教室にいるキミを知ったから

(だれよりはやくこいをしてたのに)

誰より早く恋をしてたのに

(べりべりらぶをかなでて)

ベリベリラブを奏でて

(かなしくなってしゃらりら)

悲しくなってシャラリラ

(せいしんせいいらぶをかなでて)

誠心誠意ラブを奏でて

(たいせつなきのうをおもって)

大切な昨日を想って

(べりべりらぶがどこまでも)

ベリベリラブがどこまでも

(さいしゅうげこうせんまで)

最終下校線まで

(とおくとおくまでゆめをかさねて)

遠く遠くまで夢を重ねて

(べりべりらぶをかなでて)

ベリベリラブを奏でて

(えんびーえんびーなうたかなでて)

エンビーエンビーな詩奏でて

(なんとなくがあだになって)

なんとなくが仇になって

(ちきゅうはぼくをむししてまわる)

地球は僕を無視して廻る

(くるおしくて)

狂おしくて

(べりべりらぶをかなでて)

ベリベリラブを奏でて

(かなしくなってしゃらりら)

悲しくなってシャラリラ

(えんびーえんびーなうたかなでて)

エンビーエンビーな詩奏でて

(なんせんすなむじょうをわらって)

ナンセンスな無情を笑って

(べりべりらぶをうたって)

ベリベリラブを歌って

(げこうせんあて)

下校線宛

(ゆめのなかまでとわをかさねて)

夢の中まで永遠を重ねて

(ぼくはきょうもつづいている)

僕は今日も続いている