おとぎばなし
記号なしです。
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歌詞(問題文)
(はかないおもいがそこにはあったのに)
儚い想いがそこにはあったのに
(たしかにあったのに)
確かにあったのに
(ねつにとけてきえてしまった)
熱に溶けて消えてしまった
(ゆめのようなあまいひびがあったのに)
夢のような甘い日々があったのに
(たしかにあったのに)
確かにあったのに
(しゃぼんだまみたいにきえてしまった)
シャボン玉みたいに消えてしまった
(かがみのむこうによくぶかくうたったなら)
鏡の向こうに欲深く唄ったなら
(ほしがおちるころに)
星が落ちる頃に
(ひどくみにくくゆがんでしまった)
酷く、醜く、歪んでしまった
(みずいろのなかでいのりはあぶくにかわり)
水色の中で祈りは泡に変わり
(あさやけをつれてさようなら)
朝焼けを連れてさようなら
(いちやでもえてしまった)
一夜で燃えてしまった
(きみがゆいいつわたしははくばのなんとやらで)
君が唯一私は白馬のなんとやらで
(ねぇそうだとすれば)
ねぇ、そうだとすれば
(これいじょうそばにいたらしんでしまうわ)
これ以上傍にいたら死んでしまうわ
(こいもまほうもそんなもんよ)
恋も魔法もそんなもんよ
(もどれないむちゅうになってしまえば)
戻れない、夢中になってしまえば
(がらすのむこうにきらめきがあったのに)
硝子の向こうに煌きがあったのに
(ふたりをむすぶための)
二人を結ぶための
(きぼうのひかりではなかった)
希望の光ではなかった
(きみとならばおぼつかないあすのことも)
君とならば覚束無い明日のことも
(あいすることができたのに)
愛することができたのに
(ひびはいろをあせた)
日々は色を褪せた
(きみがゆいいつわたしのうんめいのなんとやらで)
君が唯一私の運命のなんとやらで
(ねぇそうだとすれば)
ねぇ、そうだとすれば
(これいじょうそばにいたらこわれてしまう)
これ以上傍にいたら壊れてしまう
(きみをうわがきできたなら)
君を上書きできたなら
(もどりたいであってしまうまえに)
戻りたい、出会ってしまう前に
(はかないおもいがそこにはあったのに)
儚い想いがそこにはあったのに
(ゆめのようなあまいひびがあったのに)
夢のような甘い日々があったのに
(わたしだけがのこされてしまった)
私だけが残されてしまった
(きみがゆいいつわたしのはくばのなんとやらで)
君が唯一私の白馬のなんとやらで
(ねぇそうだとすれば)
ねぇ、そうだとすれば
(これいじょうそばにいたらしんでしまうわ)
これ以上傍にいたら死んでしまうわ
(しあわせのさきはそんなもんよ)
幸せの先はそんなもんよ
(もどれないむちゅうになってしまえば)
戻れない、夢中になってしまえば
(ふたりがどんなにおとぎのせかいのなかをさまよっても)
二人がどんなにおとぎの世界の中を彷徨っても
(いばしょがないからこれいじょうそばにはいられない)
居場所がないからこれ以上傍にはいられない
(あいしてる)
「愛してる。」
(いちどだけつぶやいたおんなはよるのかなたへきえてもどらない)
一度だけ呟いた女は夜の彼方へ消えて戻らない
(そうねがうのでした)
そう、願うのでした。