風のゆくえ

(このかぜは)

この風は

(どこからきたのと)

どこからきたのと

(といかけてもそらはなにもいわない)

問いかけても空は何も言わない

(このうたはどこへたどりつくの)

この歌はどこへ辿り着くの

(みつけたいよじぶんだけのこたえを)

見つけたいよ自分だけの答えを

(まだしらないうみのはてへと)

まだ知らない海の果てへと

(こぎだそう)

漕ぎだそう

(ただひとつのゆめ)

ただひとつの夢

(けっしてゆずれない)

決して譲れない

(こころにほをあげてねがいのまますすめ)

心に帆をあげて願いのまま進め

(いつだってあなたへ)

いつだってあなたへ

(とどくようにうたうわ)

届くように歌うわ

(おおうなばらをかけるあたらしいかぜになれ)

大海原をかける新しい風になれ

(それぞれにしあわせをめざし)

それぞれに幸せを目指し

(きずついてもそれでもてをのばすよ)

傷ついてもそれでも手を伸ばすよ

(かなしみもつよさにかわるなら)

悲しみも強さに変わるなら

(あれくるうあらしもこえていけるはず)

荒れ狂う嵐も超えていけるはず

(しんじるそのたびのはてでまた)

信じるその旅の果てでまた

(あいたい)

会いたい

(めざめたままみるゆめ)

目覚めたまま見る夢

(けっしてさめはしない)

決して醒めはしない

(すいへいせんのかなた)

水平線の彼方

(そのかげにてをふるよ)

その影に手を振るよ

(いつまでもあなたへ)

いつまでもあなたへ

(とどくようにうたうわ)

届くように歌うわ

(おおきくひろげたほが)

大きく広げた帆が

(まとうあおいかぜになれ)

纏う青い風になれ

(ただひとつのゆめ)

ただひとつの夢

(だれもうばえない)

誰も奪えない

(わたしがきえさっても)

私が消え去っても

(うたはひびきつづける)

歌は響き続ける

(どこまでもあなたへ)

どこまでもあなたへ

(とどくようにうたうわ)

届くように歌うわ

(おおうなばらをかけるあたらしいかぜになれ)

大海原を駆ける新しい風になれ