新しい生活（CUBERS）

(るーるもしらないまましあいにでたような)

ルールも知らないまま　試合に出たような

(あたらしいせいかつはしょっぱいよのなかの)

あたらしい生活は　しょっぱい世の中の

(なみをのみこんでたどりついたむじんとう)

波を飲み込んで　辿り着いた無人島

(「そっちはどうだい？」ゆびさきでうって)

「そっちはどうだい？」指先で打って

(けしてはうってでもおくれなくて)

消しては打って　でも送れなくて

(ばかなかおじどりしておくりつけてやるから)

バカな顔　自撮りして　送りつけてやるから

(どうかしてるとわらってくれ)

どうかしてると　笑ってくれ

(なやみなんてなにひとつないふりが)

悩みなんて　何ひとつないふりが

(むかしからおれらのいいとこだったろう)

昔から俺らの　良いとこだったろう

(わすれないでいような)

忘れないでいような

(おもいどおりにいくことは)

思い通りに　行くことは

(いままでだっていちどもなかったから)

今までだって　一度もなかったから

(いまここでくじけるりゆうもないさ)

今ここでくじける　理由もないさ

(みあげたよぞらのむこう)

見上げた夜空の向こう

(しんぱいそうに「どうした？」なんて)

心配そうに「どうした？」なんて

(まじにいうなよきゅうにでんわしてきて)

マジに言うなよ　急に電話してきて

(いやこのはなごえはかふんしょうだって)

いや　この鼻声は　花粉症だって

(だれがないたりするかよ)

誰が泣いたりするかよ

(おたがいにもっともててたらきっと)

お互いにもっと　モテてたらきっと

(こんななかよくはないよな)

こんな仲良くはないよな

(かおみればずっとふざけてたひびは)

顔見ればずっと　ふざけてた日々は

(むねのおくふきぬけるあおいはるのかぜ)

胸の奥　吹き抜ける　青い春の風

(どうかしてるとわらってくれ)

どうかしてると　笑ってくれ

(なやみなんてなにひとつないのにさ)

悩みなんて　何ひとつないのにさ

(そのこえをきいたらよわねをなぜか)

その声を聞いたら　弱音をなぜか

(こぼしてしまいそうだよ)

こぼしてしまいそうだよ

(おもいどおりにいくことは)

思い通りに　行くことは

(いままでだっていちどもなかったから)

今までだって　一度もなかったから

(いまここでくじけるりゆうもないさ)

今ここでくじける　理由もないさ

(かっぷめんをすすってみあげたよぞらのむこう)

カップ麺をすすって　見上げた夜空の向こう