六陣革命/シクフォニ

(よいやみにうたうわらしべの)

宵闇に謡う わらしべの

(かぜにまうこちょうけしのはな)

風に舞う胡蝶 ケシの花

(ひゅるりらひゅるりら)

ヒュルリラ ヒュルリラ

(さけびだすでくのたみ)

叫びだす 木偶の民

(こよいはうたげとまいちれど)

今宵は宴と舞い散れど

(あくなきしらべはわらべうた)

飽くなき調べは 童歌

(ひゅるりらひゅるりら)

ヒュルリラ ヒュルリラ

(あめとみえてきえた)

雨と観えて 消えた

(ああそれでもいいそれでもいいから)

嗚呼 其れでも好い 其れでも好いから

(あいさせてとねがうのに)

「愛させて」と願うのに

(つれないそらのよう)

つれない空のよう

(あくるひもあくるひもしらんぷり)

明くる日も 明くる日も しらんぷり

(ああそれでもいいそれでもいいから)

嗚呼 其れでも好い 其れでも好いから

(うばいさりたい)

奪い去りたい

(こえをきかせてよ)

声を聴かせてよ

(ひゃっかりょうらんさかせましょう)

百花繚乱 咲かせましょう

(そのてをとらせてひめぎみよ)

「その手を取らせて、姫君よ」

(たけりすすめやいさましく)

猛り、進めや、勇ましく

(けだかきたましいよ)

気高き魂よ

(しんせいらくらくらっぱらたったった)

晨星落落 ラッパラタッタッタ

(どうかわすれないで)

「どうか、忘れないで」

(ねがいもとめよくるおしく)

願い、求めよ、狂おしく

(いちずにこいこがれ)

一途に恋焦がれ

(けんこんいってきらっぱらたったった)

乾坤一擲　ラッパラタッタッタ

(あなたにささげる)

貴女に捧げる

(かくめいだ)

「革命だ」

(むっつのこせいがあわさって)

六つの個性が合わさって

(あらたなじんへとくるいざく)

新たな陣へと狂い咲く

(かつもくしてみてみろ)

刮目して見てみろ

(ぶんめいがひらく)

文明が拓く

(しのごのいわずに)

四の五の言わずに

(かくめいだ)

「カ・ク・メ・イ・ダ」

(せいてん)

晴天!

(ｂｅｅｐとともにうまれたじんせいに)

beepと共に生まれた人生に

(なんにもいわずにかんしゃかんしゃ)

何にも言わずに感謝 感謝

(まっしょうしんけいもぜっちょうさせる)

末梢神経も絶頂させる

(ろくてんさいじのはなれわざ)

六天才児の離れ業

(ひのいづるあまてらすかみさまのおぼしめし)

日の出づる天照す神様の思し召し

(うちゅうのおおいなるいし)

宇宙の大いなる意志

(ぜんいんでげきちょうわ)

全員で激調和

(すこしだまってみてもきみはふりむかない)

……少し黙ってみても君は振り向かない。

(こちょうらんのようにせつなくてことばがみつからない)

胡蝶蘭のように切なくて、言葉が見つからない。

(いくせんのいみをうしなったっていい)

幾千の意味を失ったっていい。

(ただぼくとともにさあ)

ただ、僕と共に、さあ……。

(ちぎりをむすぼう)

「契りを結ぼう」

(たけりすすめやいさましく)

猛り、進めや、勇ましく

(けだかきたましいよ)

気高き魂よ

(ゆうおうまいしんらっぱらたったった)

勇往邁進 ラッパラタッタッタ

(こいじにはなむけを)

恋路に餞を

(ねがいもとめよくるおしく)

願い、求めよ、狂おしく

(ゆめからさめぬよう)

夢から覚めぬよう、、

(いちれんたくしょうらっぱらたったった)

一蓮托生 ラッパラタッタッタ

(かけつきがてらすひがんばな)

欠け月が照らす彼岸花

(きみがいきていれば)

君が生きていれば

(ほかになにももとめない)

他に何も求めない

(このみがはてようとも)

この身が果てようとも

(これからもずっと)

これからもずっと

(そばにいて)

「そばにいて。」

(たけりすすめやいさましく)

猛り、進めや、勇ましく

(けだかきたましいよ)

気高き魂よ

(でんこうせっかのこのあいは)

電光石火のこの愛は

(せかいをうがつほど)

世界を穿つほど

(たけりすすめやいさましく)

猛り、進めや、勇ましく

(せいやでみだれざけ)

征野で乱れ咲け

(いつのひかまたあうときは)

いつの日か、また会う時は

(ちぎりをはたすよやくそくだ)

「契りを果たすよ、約束だ」

(それかくめいだ)

「それ、革命だ!」