ニバンボシ／志麻

(ほしのうみがまちをだいて)

星の海が街を抱いて

(わるくないきもちがわいて)

悪くない気持ちが湧いて

(きえないきずうまれたいみ)

消えない傷生まれた意味

(わけあえたらよくばりかな)

分け合えたら...欲張りかな？

(なんてかっこつけても)

なんて格好つけても

(ぷらねたりうむのほうそくじゃ)

プラネタリウムの法則じゃ

(ぼくはいつまでもにばんぼしで)

僕はいつまでも二番星で

(ちょっきゅうはてれくさくて)

直球は照れくさくて

(おどけたよ)

おどけたよ

(そのわらうかおがみたくて)

その笑う顔が見たくて

(あだむといぶのくうせきに)

アダムとイブの空席に

(ぼくらすわるよていなんてないけど)

僕ら座る予定なんてないけど

(きみにふれたいとねがうこのむねが)

君に触れたいと願うこの胸が

(こいをおしえてくれてる)

恋を教えてくれてる

(うらないやてんきよほうみたいに)

占いや天気予報みたいに

(あいまいなものじゃなくて)

曖昧なものじゃなくて

(やまないあめ)

やまない雨

(はらすようなひかりがほしい)

晴らすような光が欲しい

(ねぇかみさま)

ねぇ神様...

(つよいひかりそのかげ)

強い光 その影

(あわくひかるぼくがいる)

淡く光る僕がいる

(ずきずきっていたいむね)

ズキズキって痛い胸

(ここちよさにもにたいたみ)

心地良さにも似た痛み

(あおぐろくそまるそらに)

青黒く染まる空に...

(ぷらねたりうむのほうそくじゃ)

プラネタリウムの法則じゃ

(ぼくはただのわきやくだけど)

僕はただの脇役だけど

(つよがりじゃないし)

強がりじゃないし

(おおげさでもない)

大げさでもない

(そうさきみのことがすきだよ)

そうさ君のことが好きだよ

(あだむといぶがうらやむような)

アダムとイブが羨むような

(あまいことばなんて)

甘い言葉なんて

(うかばないんだよ)

浮かばないんだよ

(いつかこのこいに)

いつかこの恋に

(おわりがきても)

終わりがきても

(ずっときみをわすれないよ)

ずっと君を忘れないよ

(にばんぼしじゃなきゃ)

二番星じゃなきゃ

(であえなかったこい)

出会えなかった恋