ミレエジ／センラ

(いつかのひとみはゆめみいろ)

いつかの瞳は夢見色

(わらってようれうひと)

笑ってよ 憂う人

(しぐさもことばもかがみのよう)

仕草も言葉も鏡の様

(おもうままふれてよ)

思うまま 触れてよ

(とだえてまよって)

途絶えて 迷って

(あがいておもって)

あがいて 想って

(とどかないかなわない)

届かない 叶わない

(あまいみつをあげる)

甘い蜜をあげる

(ねえかさねるあいまいで)

ねえ 重ねる曖昧で

(みたせばいい)

満たせばいい

(うつろなかざりでも)

虚ろな飾りでも

(つめたいつきに)

冷たい月に

(すがらなくてもいいでしょう)

縋らなくてもいいでしょう

(ただせないあいじょうで)

正せない愛情で

(うめるかんじょうが)

埋める感情が

(とけてしまわないように)

解けてしまわないように

(またきみにそうぼくにする)

また君に添う僕に為る

(いつものひとみがういいろ)

いつもの瞳が憂い色

(わらってよゆれるひと)

笑ってよ 揺れる人

(といきもゆびさきもゆめのよう)

吐息も指先も夢の様

(おもうままさわってよ)

思うまま 触ってよ

(こがれてつないで)

焦がれて 繋いで

(もとめてねがって)

求めて 願って

(あらがえないもどれない)

抗えない 戻れない

(あまいみつをあげる)

甘い蜜をあげる

(ねえつながるあいまいで)

ねえ 繋がる曖昧で

(うめればいい)

埋めればいい

(いつわりのじかんでも)

偽りの時間でも

(ほしのないよるに)

星の無い夜に

(ふさがなくてもいいでしょう)

鬱がなくてもいいでしょう

(ただせないあいじょうで)

正せない愛情で

(みたすかんじょうが)

満たす感情が

(とぎれて)

途切れて

(しまわないように)

しまわないように

(またよるにそうゆめにする)

また夜に添う夢に為る

(ただせないあいじょうで)

正せない愛情で

(みたせばいい)

満たせばいい

(しきさいのないかがみでも)

色彩の無い鏡でも

(かわらないえいえんに)

変わらない永遠に

(わらわなくてもいいでしょう)

笑わなくてもいいでしょう

(かさなりあうあいまいで)

重なり合う曖昧で

(うめるかんじょうが)

埋める感情が

(いまはきれて)

今は切れて

(しまわないように)

しまわないように

(またよるにそうゆめにする)

また夜に添う夢に為る

(またきみにそうぼくにする)

また君に添う僕に為る