Ring／浦島坂田船

(ただのひとはいじゃもうよえはしない)

ただの一杯じゃもう酔えはしない

(ぐらすをいろどるこえがほしくなる)

グラスを彩るこえが欲しくなる

(かわくいとまもないきんだんのふれーばーはいつも)

渇く暇もない禁断の味は何時も

(おれにだけあまえる)

俺にだけ甘える

(りせいをとじてあしたをけして)

理性を閉じて明日を消して

(ふたりだけのあいずにひたる)

二人だけの合図に浸る

(ながくかみしめあったおまえだからこそ)

長く咬みしめ合ったお前だからこそ

(きんじられたときをこえ)

禁じられた時間を越え

(うんめいをむすんだふたりのそのだいしょうに)

運命を結んだ二人のその代償に

(はいとくのはなしかもうさかせられない)

背徳の華しかもう咲かせられない

(ゆびさきをそめたるーじゅがおれからのｒｉｎｇのかわりじゃあこれからも)

指先を染めたルージュが俺からのRingの代わりじゃあこれからも

(ずっとおぼれさせてやる)

ずっと溺れさせてやる

(このよいがさめないように)

この宵が冷めないように

(うんめいのうえをどれほどにげても)

運命の上を どれほど逃げても

(めぐるだけでまたおれにかえりつく)

巡るだけでまた 俺に帰りつく

(もしもえいえんがかたちをなしたとしたら)

もしも永遠が形を成したとしたら

(ｒｉｎｇにもにている)

Ringにも似ている

(えがいてきたはずのみらいを)

描いてきた筈の未来を

(ささげたことにくいはないか)

捧げたことに悔いはないか？

(うしなうものはないとおまえがのぞむならば)

失うものは無いと お前が望むならば

(まよいこんだあのよるにうんめいがからまるふたり)

迷い込んだあの夜に運命が絡まる二人

(ただじゅんしんにとまどうひとみがまだ)

ただ純心に戸惑う瞳がまだ

(わすれられない)

忘れられない

(くちびるをそうぶらんがおれからのｒｉｎｇのかわり)

唇を添うブランが俺からのRingの代わり

(このままでいてそうかんじさせてやる)

このままで居てそう感じさせてやる

(このよいはさめないから)

この宵は冷めないから

(きんじられたときをこえ)

禁じられた時間を越え

(うんめいをむすんだふたり)

運命を結んだ二人

(そのだいしょうにはいとくのはなしかもうさかせられない)

その代償に背徳の華しかもう咲かせられない

(ゆびさきをそめたるーじゅが)

指先を染めたルージュが

(おれからのｒｉｎｇのかわり)

俺からのRingの代わり

(じゃあこれからもずっとおぼれさせてやる)

じゃあこれからもずっと溺れさせてやる

(このよいがさめないかぎり)

この宵が冷めない限り

(ゆめでいつまでもあえる)

夢でいつまでも会える