96猫　流れ星

(ながれぼしきみのひかりをさがしてゆめをいのった)

流れ星君の光を探して夢を祈った

(またたいてきえるこのそらのはてだとしても)

瞬いて消えるこの空の果てだとしても

(そのみをこがしてきみにふりそそぐはいのなかで)

その身を焦がして君に降り注ぐ灰の中で

(おわりのないせかいをたどった)

終わりの無い世界を辿った

(よるがあけてもそのつづきをさがしてる)

夜が明けてもその続きを探してる

(きょうかいせんのうえをどこまでいけるだろう)

境界線の上をどこまで行けるだろう

(しょうねんのひとみはやがてかがやきをうしない)

少年の瞳はやがて輝きを失い

(それでもわたしはここにいること)

それでも私はここにいること

(ちいさくなったせなかへふとてをのばせば)

小さくなった背中へふと手を伸ばせば

(じょうねつはよりあざやかにいたみをのこしてきえた)

情熱はより鮮やかに痛みを残して消えた

(ながれぼしきみのひかりをさがしてゆめをいのった)

流れ星君の光を探して夢を祈った

(またたいてきえるこのそらのはてだとしても)

瞬いて消えるこの空の果てだとしても

(そのみをこがしてきみにふりそそぐはいのなかで)

その身を焦がして君に降り注ぐ灰の中で

(おわりのないせかいをたどって)

終わりのない世界を辿って

(さいたんきょりではしるそんなまいにちにつかれたんだ)

最短距離で走るそんな毎日に疲れたんだ

(きょうかいせんはいつかゆがんでいくのだろう)

境界線はいつか歪んでいくのだろう

(あせがにじんでるなりやまないしんおんさえ)

汗が滲んでる鳴りやまない心音さえ

(いちびょうごとにほらかわいていく)

一秒ごとにほら渇いていく

(どうせいつかわすれちゃうしほはばをふやせば)

どうせいつか忘れちゃうし歩幅を増やせば

(はんどうはつよくなるだけですくいをもとめるほどに)

反動は強くなるだけで救いを求める程に

(ながれぼしどこかとおくまでつれていってほしかった)

流れ星どこか遠くまで連れて行って欲しかった

(とどかないならばいっそすべてをなげだしても)

届かないならばいっそ全てを投げ出しても

(このみをかかげてさまようそのたましいのそばに)

この身を掲げて彷徨うその魂の傍に

(こたえのないおだやかなひびを)

答えのない穏やかな日々を

(あいまいなきおくをたよっておもいがつのれば)

曖昧な記憶を頼って思いが募れば

(じょうねつはよりあざやかにいたみをのこしてきえた)

情熱はより鮮やかに痛みを残して消えた

(ながれぼしきみのひかりをさがしてゆめをいのった)

流れ星君の光を探して夢を祈った

(またたいてきえるこのそらのはてだとしても)

瞬いて消えるこの空の果てだとしても

(そのみをこがしてきみにふりそそぐはいのなかで)

その身を焦がして君に降り注ぐ灰の中で

(おわりないせかいをたどって)

終わりない世界を辿って

(ながれぼしどこかとおくまでつれていってほしかった)

流れ星どこか遠くまで連れて行って欲しかった

(とどかないならばいっそすべてをなげだしても)

届かないならばいっそ全てを投げ出しても

(このみをかかげてさまようそのたましいのそばに)

この身を掲げて彷徨うその魂の傍に

(こたえのないおだやかなひびを)

答えのない穏やかな日々を

(おわりのないせかいをたどって)

終わりのない世界を辿って