One Pocket /なにわ男子

(”もういかなきゃ”ってつげられるそのすうふんまえまで)

”もう行かなきゃ”って告げられるその数分前まで

(そばにいてもきょうはいいかな？むだにとおまわりして)

そばにいても　今日はいいかな？無駄に遠回りして

(はなしたりないことばばかりえらびきれずべるがなる)

話し足りない　言葉ばかり　選びきれず　ベルが鳴る

(「もういかなきゃ」ってよそうどおりせつなくひびくよ)

「もう行かなきゃ」って予想通り　切なく響くよ

(ｏｈかすかにきこえたきみのためいき)

oh 微かに聴こえた　キミのため息

(わけもきけないままにぎりかえしたてのひらはなしたくない)

理由も聞けないまま　握り返した　手のひら離したくない

(ふゆはやっぱりにがてだよひとりじゃこごえてしまう)

冬はやっぱり苦手だよ　ひとりじゃ凍えてしまう

(きみはずっときおくにだけわらってるすこしなきそうなかおで)

キミはずっと記憶にだけ　笑ってる　少し泣きそうな顔で

(おいかけるほどとおくなるふれてたいおもいでたち)

追いかけるほど　遠くなる　触れてたい思い出たち

(まだこのみちをへいきにはあるけずにいるよ)

まだこの道を　平気には歩けずにいるよ

(ｏｈとなりにだれもいないぼくのあしあと)

oh　隣に誰もいない　ぼくの足跡

(やっとふりだしたゆきのかーぺっとこのさみしさもけして)

やっと降りだした　雪のカーペット　この寂しさも消して

(ふゆはやっぱりにがてだよひとりじゃこごえてしまう)

冬はやっぱり苦手だよ　ひとりじゃ凍えてしまう

(きみはずっときおくにだけわらってるそばにいるよいつも)

キミはずっと記憶にだけ　笑ってる　そばにいるよ　いつも

(ぽけっとでわけあったぬくもりたちは)

ポケットで分け合った　ぬくもりたちは

(いろあせながらあのひにきえたそれでもいまも)

色褪せながら　あの日に消えたそれでも　今も

(そっとみあげたよぞらにそのえがおをかさねて)

そっと　見上げた夜空に　その笑顔を重ねて

(ことしもまちにやってくるきみがいないなんどめかのふゆ)

今年も街にやってくる　キミがいない　何度目かの冬

(ふゆはやっぱりにがてだよひとりじゃこごえてしまう)

冬はやっぱり苦手だよ　ひとりじゃ凍えてしまう

(きみはずっときおくにだけわらってるすこしなきそうなかおで)

キミはずっと記憶にだけ　笑ってる　少し泣きそうな顔で