舌打ち/aiko

(こんやもつきよがてらす)

今夜も月夜が照らす

(ひとつだけしかないあたしのすべて)

ひとつだけしかないあたしの全て

(いままでないたらしんこきゅうそれでもあなたにはとどかない)

今まで泣いたら深呼吸　それでもあなたには届かない

(はかないよっていわれてもつづくんだよあしたもすべて)

儚いよって言われても続くんだよ　明日も全て

(あなたをきらいになるなんていっしょうできやしない)

あなたを嫌いになるなんて一生出来やしない

(きこえませんみえません)

聞こえません見えません

(いまあたしのてをにぎったのはだれ)

今あたしの手を握ったのは誰

(くりかえすむしがなく)

繰り返す虫が鳴く

(あなたにもきこえてますか)

あなたにも聞こえてますか

(こどものころからおおきなびょうきはにどさんどありました)

子供の頃から大きな病気は二度三度ありました

(だけどこんなにもこころがすくうなんてはじめてだったんです)

だけどこんなにも心が巣くうなんて初めてだったんです

(ほんとうにしたいことをあなたにいったら)

本当にしたい事をあなたに言ったら

(きっともっとこまらせるんじゃないかと)

きっともっと困らせるんじゃないかと

(いえないことはふえていくそれくらいそれくらい)

言えない事は増えて行く　それ位それ位

(こわいこわいすきなあなたのぜんぶしりたいよ)

怖い怖い好きなあなたの全部知りたいよ

(みつめてもめのおくがどうしてもみえないよ)

見つめても目の奥がどうしても見えないよ

(まわりくどいいいかたしかできないだめなの)

回りくどい言い方しか出来ないダメなの

(よわいよわいいまのあたしはなんにもいえない)

弱い弱い今のあたしは何にも言えない

(でてきませんすいません)

出てきませんすいません

(かたをあげておおきくすいこんでも)

肩を上げて大きく吸い込んでも

(はきだしたときになんにもでてきてくれやしないの)

吐き出した時に何にも出てきてくれやしないの

(しんこきゅうにほそくつよいつよいねっこがはえているの)

深呼吸に細く強い強い根っこが生えているの

(だってわすれたくないんやもん)

だって忘れたくないんやもん

(どうしてもちぎれないんだもん)

どうしてもちぎれないんだもん

(ふったあめといっしょにながれたあなたのあじとにおいは)

降った雨と一緒に流れたあなたの味とにおいは

(あたしのきもちだけおいていってさ)

あたしの気持ちだけ置いていってさ

(てをいれてつかんでもってかえってよ)

手を入れて掴んで持って帰ってよ

(なくしたあとにきづいてしまったばか)

無くした後に気付いてしまったバカ

(なくしていままたきづいてあたまがわれそう)

無くして今また気付いて頭が割れそう

(だれのせいでもないわあぁいつもあたしのせい)

誰のせいでもないわ　あぁいつもあたしのせい

(ねぇあいしてよとかもうぜったいいえない)

ねぇ愛してよとかもう絶対言えない

(こわいこわいすきなあなたのぜんぶしりたいよ)

怖い怖い好きなあなたの全部知りたいよ

(みつめてもめのおくがどうしてもみえないよ)

見つめても目の奥がどうしても見えないよ

(まわりくどいいいかたしかできないだめなの)

回りくどい言い方しか出来ないダメなの

(よわいよわいいまのあたしはなんにもいえない)

弱い弱い今のあたしは何にも言えない

(なくしたあとにきづいてしまったばか)

無くした後に気付いてしまったバカ

(なくしていままたきづいてあたまがわれそう)

無くして今また気付いて頭が割れそう

(だれのせいでもないわあぁいつもあたしのせい)

誰のせいでもないわ　あぁいつもあたしのせい

(ねぇあいしてよとかもうぜったいぜったいいえない)

ねぇ愛してよとかもう絶対絶対言えない