幸せ

(ほんとうはもうわかってたの)

本当はもうわかってたの

(あなたがどんなに)

あなたがどんなに

(そのひとがすきなのかも)

そのひとが好きなのかも

(となりにいるわたしじゃ)

隣にいる私じゃ

(かちめがないってことも)

勝ち目が無いってことも

(ほんとうはもうしってたの)

本当はもう知ってたの

(あなたがこいにおちてゆく)

あなたが恋に落ちてゆく

(そのよこでわたしは)

その横で私は

(そっとあなたにこいをしていたの)

そっとあなたに恋をしていたの

(なんにもきづかないでわらうあなたの)

何にも気付かないで笑うあなたの

(よこがおをずっとみていました)

横顔をずっと見ていました

(さいしょから)

最初から

(あなたのしあわせしかねがっていないから)

あなたの幸せしか願っていないから

(それがたとえわたしじゃないとしても)

それがたとえ私じゃないとしても

(ちゃんとさいごは)

ちゃんと最後は

(かくしたおもいがみつからないように)

隠した思いが見つからないように

(よこからせなかをおすから)

横から背中を押すから

(だれよりもしあわせにしてあげて)

誰よりも幸せにしてあげて

(あなたがいましているのは)

あなたが今しているのは

(わたしがいちばんききたくないはなしなのに)

私が一番聞きたくない話なのに

(それでもききつづけるのは)

それでも聞き続けるのは

(あなたにあえなくなるよりは)

あなたに会えなくなるよりは

(まだすこしだけましだから)

まだ少しだけましだから

(わたしがききたかったのは)

私が聞きたかったのは

(しゅうでんのじかんでも)

終電の時間でも

(すきなひとのわるくちでもなくて)

好きな人の悪口でもなくて

(せめてきょうのためにきった)

せめて今日の為に切った

(かみにきづいて)

髪に気付いて

(にあってるよっていってほしかった)

似合ってるよって言ってほしかった

(さいしょから)

最初から

(あなたのしあわせしかねがっていないから)

あなたの幸せしか願っていないから

(それがたとえわたしじゃないとしても)

それがたとえ私じゃないとしても

(ちゃんとさいごは)

ちゃんと最後は

(かくしたおもいがみつからないように)

隠した思いが見つからないように

(よこからせなかをおすから)

横から背中を押すから

(もうすこしここにいて)

もう少しここにいて

(こんなにすきになるまえに)

こんなに好きになる前に

(どこかでてはうてなかったのかな)

どこかで手は打てなかったのかな

(わたしがえらんでのぞんでこいしたんだから)

私が選んで望んで恋したんだから

(かなわなくても)

叶わなくても

(きもちがつたえられなくても)

気持ちが伝えられなくても

(こんなきもちになれたことを)

こんな気持ちになれた事を

(たいせつにしたい)

大切にしたい

(ほんとうだよ)

本当だよ

(あいたくて)

会いたくて

(でもほらよこにいても)

でもほら横にいても

(またつらくなってる)

またツラくなってる

(そのひとよりわたしのほうがさきに)

そのひとより私の方が先に

(すきになったのになぁ)

好きになったのになぁ

(でもわたしがあなたをすきなくらい)

でも私があなたを好きなくらい

(あなたもおもっているなら)

あなたも思っているなら

(わたしじゃやっぱりだめだね)

私じゃやっぱり駄目だね

(さいしょから)

最初から

(あなたのしあわせしかねがっていないから)

あなたの幸せしか願っていないから

(それがたとえわたしじゃないとしても)

それがたとえ私じゃないとしても

(ちゃんとさいごは)

ちゃんと最後は

(かくしたおもいがみつからないように)

隠した思いが見つからないように

(よこからせなかをおすから)

横から背中を押すから

(だれよりもしあわせにしてあげて)

誰よりも幸せにしてあげて