メモリア

(みあげたよるのそらに)

見上げた夜の空に

(みとれたきみがいった)

見惚れた君が言った

(このままふたりで)

「このまま二人で...」

(そのさきはおあずけに)

その先はお預けに

(まどぎわおぺらぐらす)

窓際　オペラグラス

(ねおんははんしゃして)

ネオンは反射して

(ぼくらをふゆのそらにつつんだ)

僕らを冬の空に包んだ

(だいたいいつもこんなひがつづけばいいと)

大体いつもこんな日が続けばいいと

(いえたのはきみがとなりにいるから)

言えたのは君が隣にいるから

(ゆびさきがとおくふれたふたりだけのほしぞら)

指先が遠く触れた　二人だけの星空

(なぜかすこしあたたかいきがした)

なぜか少し温かい気がした

(ゆびさきでなぞったほしになまえつけて)

指先でなぞった星に名前つけて

(いつかときがたってもきっとわすれない)

いつか時がたってもきっと忘れない

(めもりあ)

メモリア

(だいたいがあいまいなことばで)

大体が曖昧な言葉で

(なりたってるとして)

成り立ってるとして

(ぼくのおもいはうそじゃないとしんじて)

僕の想いは嘘じゃないと信じて

(すこしずつすこしずつあふれだすのは)

少しずつ少しずつ溢れ出すのは

(きもちがひえきってないから)

気持ちが冷え切ってないから

(なんどだっていいたいあいしてる)

何度だって言いたい愛してる

(はじまりのよるみあげた)

始まりの夜見上げた

(ふたりだけのほしぞら)

二人だけの星空

(なぜかすこしあざやかなきがした)

なぜか少し鮮やかな気がした

(ゆきだるまとほうきぼしあわいきたい)

雪だるまとほうき星　淡い期待

(いつかときがすぎてもきっとわすれない)

いつか時が過ぎてもきっと忘れない

(めもりあ)

メモリア

(このみみがきこえなくなっても)

この耳が聞こえなくなっても

(きみだけはわすれない)

君だけは忘れない

(このこえがとどかなくなっても)

この声が届かなくなっても

(こころでふれたい)

心で触れたい

(なんねんさきもこんなひがつづけばいいと)

何年先もこんな日が続けばいいと

(いえるのはきみがとなりにいて)

言えるのは君が隣にいて

(わらうからなんだ)

笑うからなんだ

(ねがうだけじゃとどかない)

願うだけじゃ届かない

(ふたしかをさがしてた)

不確かを探してた

(きみとみたいみらいもだきしめて)

君と見たい未来も抱きしめて

(ほらながれたねがいぼしたしかにして)

ほら流れた願い星　確かにして

(いつかさよならがくるとしても)

いつかさよならが来るとしても

(ゆびさきがとおくふれたふたりだけのほしぞら)

指先が遠く触れた 二人だけの星空

(なぜかすこしあたたかいきがした)

なぜか少し温かい気がした

(ゆびさきでなぞったほしになまえつけて)

指先でなぞった星に名前つけて

(いつかときがたってもきっとわすれない)

いつか時がたってもきっと忘れない

(めもりあ)

メモリア

(めもりあ)

メモリア