星屑ノ桃源郷‐ディストピア‐

(そうさぼくはやくたたずだよもうさきみはきづいてるだろ)

そうさ僕は　役立たずだよ もうさ君は　気づいてるだろ

(あれやこれやみんなできないよｉｋｎｏｗぼくはそうさいていへん)

あれや　これや　皆出来ないよ I know　　僕は　そう最底辺

(きょうもぼくはそうぼんじんぜんじつにもかめんあたりまえだろ)

今日も僕は　そう凡人然 　実にも仮面　当たり前だろ

(ほんしょうなんかやだみせられないほんとうごめんかくさせてくれ)

本性なんか やだ見せられない 本当ごめん　隠させてくれ

(できそこないこのぼくがあたりさわらずみをやつすのは)

出来そこない　この僕が あたり障らず　身を窶(やつ)すのは

(きたないくさったぼくのみにくいほんしょうかくしもうすため)

汚い腐った　僕の醜い本性　隠し申す為

(ちかよんなよきみたちはあばきあざけるいとがまるみえだ)

近寄んなよ　君たちは 暴き嘲(あざけ)る　意図が丸見えだ

(もうまいじゃちぼくはけっかんかたもぞうひん)

蒙昧(もうまい)　邪智(じゃち)　僕は欠陥 過多　模造品

(しんじまえああぼくなんてやっかいものぶりをもあなみごと)

死んじまえ　噫(ああ)　僕なんて 厄介者ぶりをも　あな見事

(そうじてがんらいかちはないそうきょくろんぼくはさちりあくた)

総じて　元来　価値は無い そう　極論　僕はさ　塵芥(ちりあくた)

(うせてくれもうめざわりだこのめんぼくふざいにたへられぬ)

失せてくれ　もう目障りだ この面目　　不在に堪(た)へられぬ

(どうしてきみらはぼくによるわかってるぼくはさかませいぬ)

どうして　君等は　僕に寄る 解ってる　僕はさ　噛ませ犬

(やめろぼくにわらいかけるなもうさぼくはおうたいしゃぜつ)

やめろ　僕に　微笑(わら)いかけるな　　もうさ　僕は　応対　謝絶

(だれもかれもくずみたいだなあのさぼくはねえさいていへん)

だれも　かれも　屑みたいだな あのさ　僕は　ねえ　最底辺？

(きょうもきみらほらぼんじんぜんきっとかめんそうちがいない)

今日も君等　ほら凡人然 　きっと仮面　そう違いない

(ほんしょうとかさひたかくししてほんとうしつぼういやかんきかな)

本性とかさ　直隠(ひたかく)しして 本当　失望　いや歓喜かな

(わらえるほどこっけいだしょせんどうぞくどうけつむじな)

笑えるほど　滑稽だ 所詮　同族　同穴貉(むじな)

(しかれどわらったかめんがみにくいやめてふりまかないで)

然(しか)れど　笑った　仮面が　醜い やめて　振り撒かないで

(りかいしてるさかくすなよあばきあざけるよういかんぺきだ)

理解してるさ 隠すなよ 暴き嘲(あざけ)る用意　完璧だ

(らいどうはくちはくしきみらほらうごうのしゅう)

雷同　　はくち　　薄志　　君らほら 　　烏合衆(うごうのしゅう)

(きえちまえそのかめんごとふかいというのもこちたなし)

消えちまえ その仮面ごと 不快というのも　言痛(こちた)無し

(こうしてきたないつらさらせそうけつろんきみはさよくごんげ)

こうして 汚い 面曝(さら)せ そう　結論　君はさ　欲権化

(ころしてよさあいっせつでそのかいもくふかいなめんとりて)

殺してよ　さあ　一節で その皆目　不快な仮面(めん)取りて

(そうしてうつけたすをさらせ)

そうして　虚(うつ)けた　本性(す)を　　曝(さら)せ

(いかにもぶざまだわらえるね)

如何(いか)にも　無様だ　笑えるね

(おいわいするよほんとうにはれてぼくらはひよくれんり)

お祝いするよ　本当に 晴れて　僕らは　比翼連理

(うきよのくさったくずのすいこそわれらがとりぶんさ)

浮世の腐った　屑の酸いこそ 我等が　取り分さ

(あきらめなよておくれだあばきさらされもうがけのした)

諦めなよ　手遅れだ 暴き　曝(さら)され　もう崖の下

(どうだいしんくしんぷぼくらほらふようひん)

どうだい？　辛苦？　震怖？　僕らほら　不要品

(いちぬけなんてゆるさない)

イチヌケナンテユルサナイ

(しんじまえああすべからくやっかいものぶりをもあなみごと)

死んじまえ　噫(ああ)　須(すべか)らく 厄介者ぶりをも　あな見事

(そうじてがんらいかちはないそうけつろんぼくらさちりあくた)

総じて　元来　価値は無い そう　結論　僕等さ　塵芥(ちりあくた)

(ころそうかさあいっせつでそのかいもくふかいなめんむいで)

殺そうか　さあ　一節で その皆目　不快な仮面(めん)剥いで

(こうじてうつけたすをさらけなかよしこよしにおみちづれ)

拷じて虚けた　本性(す)を暴(さら)け 　仲好し小好しに　お道連れ

(ほしくずのでぃすとぴあ)

星屑ノ桃源郷