恋にて

(ぼっくすせきにたまるすいてきを)

ボックス席に溜まる水滴を

(きみがふきとったしゅんかんに)

君が拭き取った瞬間に

(きょうもおわってしまうんだ)

今日も終わってしまうんだ

(なんかいあってなんぷんはなして)

何回会って、何分話して

(できあがったいつもどおりは)

出来上がった“いつも通り”は

(ぼくがほしいものとはちがっていたんだ)

僕が欲しいモノとは違っていたんだ

(つきがきれいでなにもかもはじけそうな)

月が綺麗で何もかも弾けそうな

(ろじうらのふぃるむできみをとって)

路地裏のフィルムで君を撮って

(さいしょからとうていｌｉｋｅじゃないと)

最初から到底“LIKE”じゃないと

(おもいだしたの)

思い出したの

(ごめんなさいもうかえさない)

ごめんなさい　もう帰さない

(ぼくらにもううそはいらないよ)

僕らにもう嘘は要らないよ

(あてうまだってきにしないよ)

当て馬だって気にしないよ

(もっとあなたにおちている)

もっとあなたに堕ちている

(ずっとふたりでゆめのように)

ずっと　2人で夢のように

(むかしからすきなうたのように)

昔から好きな歌のように

(うんめいなんてきせきだなんて)

運命なんて　奇跡だなんて

(どうでもいいって)

どうでもいいって

(あのときこいをしった)

あの時、恋を知った

(ばいばいまであとすこしぐらい)

バイバイまであと少しぐらい

(まだかんちがいしてたいんだ)

まだ勘違いしてたいんだ

(いつもどおりにちゃかしてくだらない)

いつも通りに茶化してくだらない

(いみのないふたりのまま)

意味のない　2人のまま

(きみのにおいがいまになってぼくをためす)

君の匂いが今になって僕を試す

(たいがいはひとめでいきをのんで)

大概はひと目で息を呑んで

(むいしきでこいするたいぷじゃないと)

無意識で恋するタイプじゃないと

(おもっていたの)

思っていたの

(ごめんなさいもうはなせない)

ごめんなさい　もう離せない

(やさしさなんかでごまかさないで)

優しさなんかで誤魔化さないで

(なみだのあとをさがしてなでる)

涙の跡を探して撫でる

(そのかぜになってゆく)

その風になってゆく

(そっとふたりでぬけだすように)

そっと　2人で抜け出すように

(あのころのよるをさわぐように)

あの頃の夜を騒ぐように

(あとさきなんてりゆうだなんて)

後先なんて　理由だなんて

(どうでもいいって)

どうでもいいって

(まよえるてをにぎった)

迷える手を握った

(だれかのせいでないたきみを)

誰かのせいで泣いた君を

(かたをならべてなぐさめても)

肩を並べて慰めても

(きみとのかんけいはぼくにとって)

君との関係は僕にとって

(さいしょからとうぜんｌｏｖｅじゃないと)

最初から当然“LOVE”じゃないと

(おもっていたの)

思っていたの

(みないふりして)

見ないフリして

(ほんとうはずっと)

本当はずっと

(あいしてたのごめんなさい)

愛してたの　ごめんなさい

(ぼくらにもううそはいらないよ)

僕らにもう嘘は要らないよ

(あてうまだってきにしないよ)

当て馬だって気にしないよ

(もっとあなたにおちている)

もっとあなたに堕ちている

(ずっとふたりでゆめのように)

ずっと　2人で夢のように

(むかしからすきなうたのように)

昔から好きな歌のように

(うんめいなんてきせきだなんて)

運命なんて　奇跡だなんて

(どうでもいいって)

どうでもいいって

(あのときこいをしった)

あの時、恋を知った

(ぼっくすせきにたまるすいてきを)

ボックス席に溜まる水滴を

(きみがふきとったしゅんかんに)

君が拭き取った瞬間に

(きょうがおわってしまうんだ)

今日が終わってしまうんだ