生きる　水野あつ

(ちょっとばかり)

ちょっとばかり

(いきてみようかな)

生きてみようかな

(でもあしたがこわくてひきこもる)

でも明日が怖くて引き篭もる

(こんなぼくでごめんね)

こんな僕でごめんね

(ぱぱとままにありがとう)

パパとママにありがとう

(がっこうにいくのはもうやめた)

学校に行くのはもうやめた

(かいわをするのがこわくなる)

会話をするのが怖くなる

(こんなまいにちがつづくの)

こんな毎日が続くの

(あしたもきっとひとりきり)

明日もきっと独りきり

(でもねまだねもっといきたい)

でもねまだねもっと生きたい

(きみが、きみがだいすきだから)

君が、君が大好きだから

(かこもいまもみらいのことも)

過去も今も未来のことも

(ぜんぶぜんぶあいしているよ)

全部全部愛しているよ

(あいされなくてもよいよ)

愛されなくても良いよ

(きたいされないくらいがらくだから)

期待されないくらいが楽だから

(まわりとくらべると)

周りと比べると

(じぶんがよわくみえるけど)

自分が弱く見えるけど

(だいじょうぶ、ぼくならだいじょうぶ)

大丈夫、僕なら大丈夫

(そうねがっていたのは)

そう願っていたのは

(いつのひだっけな)

いつの日だっけな？

(でもねまだねもっといきたい)

でもねまだねもっと生きたい

(きみが、きみがだいすきだから)

君が、君が大好きだから

(かこもいまもみらいのことも)

過去も今も未来のことも

(ぜんぶぜんぶあいしているよ)

全部全部愛しているよ

(よるのほしもいつかはきえる)

夜の星もいつかは消える

(ぼくはうまくいきれるのかな)

僕は上手く生きれるのかな？

(きょうもつきがあたりをてらす)

今日も月が辺りを照らす

(これがぼくのいきたあかしだ)

これが僕の生きた証だ

(あしたにはいきているのかな)

明日には生きているのかな

(あしたから)

明日から