ハナミズキ (feat. つずな)
歌詞(問題文)
(ことのはをりょうてでつつんでねがいごとなみだにとかして)
言の葉を両手で包んで 願い事涙に溶かして
(むせぶきおくのこはんのはなみずきにはただようおもいがそっとたそがれる)
咽ぶ記憶の湖畔のハナミズキには漂う思いがそっと黄昏る
(さだめしりてはなびらをおとすしぐさをまねするみずかがみ)
定め知りて花片を落とす仕草を真似する水鏡
(ことばかりてかけらをのこすいいぐさはただただおぼろげ)
言葉借りて欠片を残す 言い草はただただ朧気
(こうかいそのうれいもとおくないみらいでいっそ)
後悔 その憂いも 遠くない未来でいっそ
(ゆらりきらりひらり)
ゆらり きらり ひらり
(はなはしょぎょうむじょうにどくされて)
花は諸行無常に毒されて
(ざれごともたいせつそうにわれないようにそっとだきしめ)
戯れ言も大切そうに 割れないようにそっと抱きしめ
(まどうことばをかきわけちるはなびらに)
惑う言葉をかき分け 散る花片に
(こいをするようにいま)
恋をするように今
(せんのことばはなびらとならべてみてもみおとりするようで)
千の言葉 花片と並べてみても見劣りするようで
(はなのことばうれいとかさねてみたらうつしだされた)
花の言葉 憂いと重ねてみたら映し出された
(こうかいこのむくいはとおくないみらいでいっそ)
後悔 この報いは遠くない未来でいっそ
(ゆらりきらりひらりはらり)
ゆらり きらり ひらり はらり
(しょぎょうむじょうをかいならし)
諸行無常を飼い慣らし
(つめをたてる)
爪を立てる
(にじむゆうぐれでもぼくらにとってしるべになる)
滲む夕暮れでも僕らにとって導になる
(ここにあることだけかわらぬように)
此処に在ることだけ 変わらぬように
(このばしょでいきづいている)
この場所で息衝いている
(ゆうきゅうからとわをなげいたはなことばをかりて)
悠久から永遠を嘆いた花言葉を借りて
(しるすひとをおもうこといのりがとだえても)
記す 人を想うこと 祈りが途絶えても
(ことのはをりょうてでつつんでねがいごとなみだにとけた)
言の葉を両手で包んで 願い事涙に溶けた
(むせぶきおくのこはんのはなみずきにはさまようぼくのたそがれ)
咽ぶ記憶の湖畔のハナミズキには彷徨う僕の黄昏