意味が分かると怖い話407 概要欄に説明あり

解説
深夜に火事が起きているのにまたまた部屋にいないという可能性は低い。しかも火事で先に起きたのに語り手を置いて逃げているのも本当に好きだとしたら不自然すぎる行動。
ここから導き出される答えは、彼女が火事を起こしたという解一つ。
もともとお金目当てで語り手と付き合っていたので、そこに特別愛はなかった。
ましてやプロポーズされることを察していたので、これ以上付き合っても面倒なことに巻き込まれるだけだということから、ここらで語り手とお別れをしようという大胆な計画を立てていたのでした。
「いろいろ用意してもらっちゃって」という言葉はホテルのことはもちろん、指輪の存在を知っていたからこそ出た言葉なのかもしれませんね。
語り手には安らかに眠ってほしいですね。
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | からし牛乳 | 6448 | S | 6.7 | 96.0% | 290.0 | 1951 | 81 | 44 | 2023/05/03 |
2 | Lime | 6324 | S | 6.5 | 96.5% | 294.9 | 1934 | 69 | 44 | 2023/05/02 |
3 | しんがぷーら | 6084 | A++ | 6.3 | 95.4% | 306.0 | 1955 | 93 | 44 | 2023/05/12 |
4 | りんご | 6005 | A++ | 6.2 | 96.0% | 312.7 | 1959 | 81 | 44 | 2023/04/15 |
5 | まなした~ | 5918 | A+ | 6.2 | 95.4% | 314.1 | 1953 | 94 | 44 | 2023/04/21 |
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問題文
(「いいへやだねえ!」)
「いい部屋だねえ!」
(「ほんとにね、きみとこれてほんとうにうれしいよ」)
「ほんとにね、君と来れて本当にうれしいよ」
(きょうはぼくたちふたりがつきあっていちねんのきねんび。)
今日は僕たち二人が付き合って一年の記念日。
(すこしふんぱつして、としんのこうきゅうほてるをよやくしたんだ。)
少し奮発して、都心の高級ホテルを予約したんだ。
(じつをいうと、あしたのでーとちゅうにぷろぽーずをしようとおもっている。)
実をいうと、明日のデート中にプロポーズをしようと思っている。
(だからゆびわもかばんにひそましているし、)
だから指輪もカバンに潜ましているし、
(こうきゅうほてるをとったのはそのためというのもある。)
高級ホテルをとったのはそのためというのもある。
(とにかくきょうはぜんりょくでたのしんでもらって、)
とにかく今日は全力で楽しんでもらって、
(あしたにぼくのすべてをぶつける。)
明日に僕のすべてをぶつける。
(そんなわけでぼくはそわそわしたこころをかくしつつ、)
そんなわけで僕はそわそわした心を隠しつつ、
(ひるまはかんこうちをめぐって、ほてるのちぇっくいんしたのがいま。)
昼間は観光地を巡って、ホテルのチェックインしたのが今。
(じこくは17じになるところだ。)
時刻は17時になるところだ。
(へやににもつをおいて、ほてるのばいきんぐやだいよくじょうをふたりでたのしむ。)
部屋に荷物を置いて、ホテルのバイキングや大浴場を二人で楽しむ。
(それからへやにもどって、ふたりのしずかなひととき。)
それから部屋に戻って、二人の静かなひと時。
(こうきゅうかんあふれるふんいきにきんちょうしているのか、)
高級感あふれる雰囲気に緊張しているのか、
(なんだかよそよそしいかのじょとすてきなよるをすごした。)
なんだかよそよそしい彼女と素敵な夜を過ごした。
(「こんなすてきなほてるにつれてきてくれてありがとうね。)
「こんな素敵なホテルに連れてきてくれてありがとうね。
(わたしのためにいろいろよういしてもらっちゃって」)
私のためにいろいろ用意してもらっちゃって」
(「いいんだよ。おかねくらいしかぼくにはとりえがないし、)
「いいんだよ。お金くらいしか僕には取り柄がないし、
(ぼくはきみとすごせてうれしいんだ」)
僕は君と過ごせてうれしいんだ」
(ぼくみたいなさえないおとこでも、こんなにかわいいかのじょとつきあえるなんて。)
僕みたいなさえない男でも、こんなにかわいい彼女と付き合えるなんて。
(ああ、ぼくはなんてしあわせなんだろう。)
ああ、僕はなんて幸せなんだろう。
(あふれでるこうふくかんとともにねむりについていたぼくは、)
あふれ出る幸福感とともに眠りについていた僕は、
(しんや、なにかいやなにおいとあつさでめがさめる。)
深夜、何か嫌なにおいと暑さで目が覚める。
(ねぼけながらへやをみわたすと、なんとひのてがまわっている!)
寝ぼけながら部屋を見渡すと、なんと火の手が回っている!
(かーてんやしーつがめらめらともえているのだ!)
カーテンやシーツがメラメラと燃えているのだ!
(ぼくはあせってふとんからとびおきる。)
僕は焦って布団から飛び起きる。
(いやまて、そのまえにかのじょはどこだ?いっしょににげないと!)
いや待て、その前に彼女はどこだ? 一緒に逃げないと!
(となりにねていたはずのかのじょのすがたはべっどにはない。)
隣に寝ていたはずの彼女の姿はベッドにはない。
(あわててといれとおふろのとびらをあけるが、そこにもいない。)
慌ててトイレとお風呂の扉を開けるが、そこにもいない。
(ねぼけとかじへのきょうふ、かのじょがいないことへのあせりであたまがまわらない。)
寝ぼけと火事への恐怖、彼女がいないことへの焦りで頭が回らない。
(れいせいなはんだんなんてできていない。)
冷静な判断なんてできていない。
(いや、とにかくいまはこのへやからにげないと。)
いや、とにかく今はこの部屋から逃げないと。
(きっとかのじょはさきにおきて、たすけをよびにへやをでたにちがいない。)
きっと彼女は先に起きて、助けを呼びに部屋を出たに違いない。
(ぼくはひのなかをすすみなんとかいりぐちのどあにむかう。)
僕は火の中を進み何とか入り口のドアに向かう。
(だがおきるのがおそかったのか、かのじょをさがすのにじかんをかけすぎたのか。)
だが起きるのが遅かったのか、彼女を探すのに時間をかけすぎたのか。
(けむりをすいすぎてしまったようだ。からだがおもうようにうごかない。)
煙を吸いすぎてしまったようだ。体が思うように動かない。
(ふらふらとどあのまえまでたどりついたころには、)
ふらふらとドアの前までたどり着いたころには、
(もうたちあがることもむずかしくなってしまった。)
もう立ち上がることも難しくなってしまった。
(もうだめだ、だれかたすけてくれ。)
もう駄目だ、誰か助けてくれ。
(ぼくはまだぷろぽーずできていないんだ。)
僕はまだプロポーズできていないんだ。
(そのねがいがかなうことはなく、)
その願いが叶うことはなく、
(ぼくはもうじりきではあけられないどあを、)
僕はもう自力では開けられないドアを、
(ただのっくすることしかできなかった。)
ただノックすることしかできなかった。