意味が分かると怖い話408 概要欄に説明あり

背景
投稿者投稿者天狐プレイ回数506
難易度(4.5) 901打 長文
夜の散歩
これは現実味があって怖いよねっていう話シリーズの一つに仲間入りですね。

解説
植え込みから出てきた男性が言いたかったことは「後ろにいるから逃げろ」でした。

しかし小説家である語り手はそれを「後ろへ逃げろ」と誤解してしまったが故に、男性の願いもむなしく後ろに逃げてしまった。

おそらく語り手を襲った人が後ろに潜んでいて、語り手にも襲い掛かってきたのでしょう。

夜は夜景であったり星空で会ったりと綺麗でいい部分もありますが、それとは反対にやはり暗いので危険が伴います。皆さんもお気をつけて。
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 しんがぷーら 6270 S 6.5 96.2% 137.3 896 35 21 2023/05/12
2 m 6244 A++ 6.6 93.6% 137.4 920 62 21 2023/05/07
3 Lime 6095 A++ 6.3 96.5% 140.6 889 32 21 2023/05/02
4 からし牛乳 5720 A 6.0 95.5% 149.8 899 42 21 2023/04/16

関連タイピング

問題文

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(よなかのこうえんのさんぽ。)

夜中の公園の散歩。

(それは、しょうせつかのわたしにとってはなくてはならないじかんだ。)

それは、小説家の私にとってはなくてはならない時間だ。

(がいとうのかすかなあかりときぎだけのしずかなくうかんであるくと、)

街灯の微かな明かりと木々だけの静かな空間で歩くと、

(あたまのなかがせいりされていいあいでぃあがうかぶことがおおいのだ。)

頭の中が整理されていいアイディアが浮かぶことが多いのだ。

(きょうもこうえんのさんぽこーすを2しゅうしたあたりで、)

今日も公園の散歩コースを2周したあたりで、

(げんこうにつかえそうなぶきみなしちゅえーしょんがうかんだ。)

原稿に使えそうな不気味なシチュエーションが浮かんだ。

(これでしめきりにもまにあいそうだ。)

これで締め切りにも間に合いそうだ。

(そうあんしんしたところで、いへんがおきた。)

そう安心したところで、異変が起きた。

(すこしはなれたばしょにあるうえこみからひとかげがあらわれたのだ。)

少し離れた場所にある植え込みから人影が現れたのだ。

(こんなしんやにくさむらからでてきたものだからあっけにとられてみていると、)

こんな深夜に叢から出てきたものだからあっけに取られてみていると、

(そのひとかげはあしをひきずりながらだんだんこちらにちかづいてくる。)

その人影は足を引きずりながらだんだんこちらに近づいてくる。

(かおがにんしきできるくらいまでちかづいたときに、さらにおどろいた。)

顔が認識できるくらいまで近づいたときに、さらに驚いた。

(そのおとこはちだらけなのだ。)

その男は血だらけなのだ。

(「う・・・、う・・・ろ」)

「う・・・、う・・・ろ」

(よくききとれないが、こちらをみてなにかをしゃべりながらちかづいてくる。)

よく聞き取れないが、こちらを見て何かをしゃべりながら近づいてくる。

(「うし・・・にげ・・・」)

「うし・・・にげ・・・」

(うしろ、にげろ?)

うしろ、にげろ?

(うしろににげたほうがいいのだろうか。)

後ろに逃げたほうがいいのだろうか。

(わたしはいようなこうけいをまえにいいもしれないきょうふをおぼえ、)

私は異様な光景を前にいいもしれない恐怖を覚え、

(うえこみをこえてうしろににげようとした。)

植え込みを超えて後ろに逃げようとした。

など

(そのしゅんかん、わたしはいしきがとんでいくかんかくをおぼえた。)

その瞬間、私は意識が飛んでいく感覚を覚えた。

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