読み間違いやすい漢字

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投稿者投稿者ピーマンいいね0お気に入り登録
プレイ回数139難易度(4.2) 1086打 長文 かな 長文モードのみ
プチ難読漢字を無理やり繋げて作った小説風の長文
題名(仮)「愚者は細胞のように、世代交代を繰り返す」

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問題文

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(わたしのじょうしはしょくにんかたぎというよりむしろ、くろうときどりのしろうとだった。)

私の上司は職人気質というより寧ろ、玄人気取りの素人だった。

(つつもたせであぶくぜにをかせいでいるという、あくみょうだかいしゅせんど。)

美人局で泡銭を稼いでいるという、悪名高い守銭奴。

(めいていしたさいに、おくめんもなくばくろしてきた。)

酩酊した際に、臆面もなく暴露してきた。

(しごくまっとうなわたしは、そやでふらちなかれをべっしし、きひした。)

至極真っ当な私は、粗野で不埒な彼を蔑視し、忌避した。

(そんなじょうしがきゅうせいした。ふせっせいからくるしっぺいがげんいんだろう。)

そんな上司が急逝した。不摂生からくる疾病が原因だろう。

(ともあれ、すがすがしいきぶんでしゅっしゃできるようになった。)

ともあれ、清々しい気分で出社できるようになった。

(しばらくして、わたしがすいとうぎょうむをおこなったひにげんきんのかふそくがはっせいした。)

暫くして、私が出納業務を行った日に現金の過不足が発生した。

(わたしがねこばばしたのではないかととりざたされ、たいしょくにおいこまれそうになったが)

私が猫糞したのではないかと取り沙汰され、退職に追い込まれそうになったが

(れんかでぜいじゃくなきそんのせきゅりてぃにもんだいがあるとしゅちょうしつづけ)

廉価で脆弱な既存のセキュリティに問題があると主張し続け

(ようやくだいたいのしすてむがどうにゅうされることとなり、そうどうはいちだんらくした。)

漸く代替のシステムが導入されることとなり、騒動は一段落した。

(しかしわたしは、さいぎのめをむけてきたしゃないのにんげんをけんおした。)

しかし私は、猜疑の目を向けてきた社内の人間を嫌悪した。

(おうへいといわれようがさげすまれぬよう、いたけだかなたいどでひびをすごし)

横柄と言われようが蔑まれぬよう、居丈高な態度で日々を過ごし

(きがつけばうとまれ、めのかたきにされるようになっていた。)

気がつけば疎まれ、目の敵にされるようになっていた。

(そんなあるひ、わたしのふるいふぁいるにごまんえんがはいっているのをはっけんした。)

そんなある日、私の古いファイルに5万円が入っているのを発見した。

(かつてのふそくきんだ。ふうとうがなくいちじほかんしていたことをしつねんしていたのだ。)

嘗ての不足金だ。封筒がなく一時保管していたことを失念していたのだ。

(ざいあくかんやじこれんびんにさいなまれていきるくらいなら、)

罪悪感や自己憐憫に苛まれて生きるくらいなら、

(あのじょうしのようにしたたかにいきることも)

あの上司の様に強かに生きることも

(あながちまちがいではないかもしれない。)

強ち間違いではないかもしれない。

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